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「iAd」売上拡大をねらうアップル - Apple ID保有者全員が出稿可能に(AdAge報道)

2014.04.02

Updated by WirelessWire News編集部 on April 2, 2014, 16:38 pm UTC

AdAgeによると、アップル(Apple)がこれまで一部のアプリ開発者のみに提供してきた「iAd」用管理ツール「Workbench」を、Apple ID保有者全員に公開した。この変更により、Apple ID保有者なら誰でもiOS端末向けに広告を出すことが可能になったという。

アップルは2010年に「iAd」を開始していたが、当初は1案件あたりの出稿金額が100万ドル以上と高額だったこともあり、クライアント集めに苦戦していたことが伝えられていた。またその後価格設定の見直しが何度か行われ、2012年2月には最低額が10万ドルまで引き下げられたことも報じられていた。さらにアプリ開発者への配分引き上げ(60%から70%へ)や、iAd部門の人員てこ入れなども行われた結果、iAdの売上は2011年の3800万ドルから昨年には2億6000万ドルまで増加、さらに今年は4億8700万ドルまで増える見込みだという(数字はいずれもeMarketerの推定)。いっぽう、米モバイル広告市場におけるiAdのシェアはまだ2.7%程度で、グーグル(Google)やフェイスブック(Facebook)から大きな差を付けられているという。

今回の変更では、広告のリンク先として通常のウェブサイトやiTunesのコンテンツも選択できるようになった(従来はモバイルアプリに限定)ほか、動画広告の掲載が可能になったという。AdAgeでは、こうした変更により、独立系の映画製作者や小規模な自動車ディーラーなどといった従来とは異なる新たなタイプの広告主の獲得も期待できるようになったとしている。

【参照情報】
Build Your Own iAd: Apple Throws Open Door to Platform - AdAge
Apple's iAd creation tools expanded to non-developers, now support videos - Apple Insider

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