WirelessWire News The Technology and Ecosystem of the IoT.

by Category

KDDI、テレビ朝日など、メディアフローによるコンテンツ配信に向けた企画会社を設立

2010.06.04

Updated by WirelessWire News編集部 on June 4, 2010, 10:30 am UTC

KDDIは6月3日に、メディアフロー技術によるマルチメディア放送で番組配信事業に参入を目指す企画会社「メディアフロー放送サービス企画」を5月26日に設立したことを発表した。またこれに続き、6月3日にはテレビ朝日など5社が企画会社への資本参加に合意した。

マルチメディア放送は、2011年7月にアナログテレビ放送が終了した後の周波数帯を利用する携帯端末向けの放送で、KDDIなどが推進するメディアフロー陣営と、NTTドコモなどが推進するISDB-Tmm陣営で1つの枠を競っている段階である。今回KDDIらが設立したメディアフロー放送サービス企画は、コンテンツ配信などを受け持つ"委託放送事業"への参入を目指す。企画会社の資本構成は、KDDIが82%、テレビ朝日が10%、スペースシャワーネットワーク、アサツー ディ・ケイ、電通、博報堂の4社で合計8%となる。各社のノウハウを生かしてコンテンツサービスおよび事業モデルを検討する。

メディアフロー(MediaFLO)は米クアルコムが開発したマルチメディア放送の技術で、米国ではすでに放送が行われている。KDDIはクアルコムとともに、メディアフロー技術を使った放送インフラを開発する"受託放送事業"の企画会社「メディアフロージャパン企画」を2005年に設立している。今回、委託放送事業の企画会社を設立することで、コンテンツからインフラまでの準備を整える体制ができた。

端末としては、携帯電話だけでなく、急速な普及が見込まれるiPadなどの電子書籍端末やタブレット型PC、カーナビゲーションシステムなども広くターゲットと捉えている。国産技術のISDB-Tmmに対して、メディアフローがグローバルな技術であることから広く端末の普及が望めることをアピールする。

MediaFLO
201006041030-1.jpg

【報道発表資料】
新会社「メディアフロー放送サービス企画株式会社」の設立について

WirelessWire Weekly

おすすめ記事と編集部のお知らせをお送りします。(毎週月曜日配信)

登録はこちら