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アカマイ、モバイル端末対応を本格化 - 新興企業を買収

2010.06.14

Updated by WirelessWire News編集部 on June 14, 2010, 20:05 pm UTC

米アカマイ・テクノロジーズ(Akamai Technologies)が、ベロシチュード(Velocitude)という社員数20名の新興企業を買収すると発表した。ベロシチュードの提供するプラットフォームは、スマートフォン利用者が使っている端末の種別を検出した上で、PCウェブ向けにつくられたウェブサイトのコンテンツを最適な大きさに変換するというもの。PC向けにつくられたサイトをスマートフォンのブラウザで見た時にストレスを感じないユーザーは少なくないはずで、そこに目を付けた技術といえよう。
同種のサービスはこれまでにもあったが、ベロシチュードの技術を使えばウェブサイトのUI(ユーザインタフェース)が、モバイル・アプリケーションのようなスタイルに変換できるという。

Velocitude
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わずか1年前にサービスを開始した同社は、カーディーラーのオートネイション(AutoNation)や事務用品小売りのオフィスデポ(Office Depot)などの大手企業を顧客にしている。アカマイとしては、この技術を自社のCDN(コンテンツ・デリバリー・ネットワーク)に組み込むことで、モバイル利用者に対しても快適なウェブ体験を提供できることになる。同社にとって今回の買収は3スクリーン(PC、IPテレビ、モバイル)対応を本格化させるという明確なシグナルと受け取れる。

アカマイ(Akamai)とはハワイの言葉で「賢い」という意味だそうだが、同社は自らの賢さをまたしても証明することができるだろうか。

【参照情報】
Akamai Acquires Velocitude (プレスリリース)
Communications Technology: Akamai Buys Velocitude (Investors.com)
Looking to Make Mobile Browsing Better (WSJ - Digits)
Mobile Browsing: Help Is On The Way (MediaPost)

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