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中国ファーウェイ、低価格のAndroid携帯でグローバル市場進出へ

2010.09.06

Updated by WirelessWire News編集部 on September 6, 2010, 09:53 am UTC

中国の大手通信機器メーカー、ファーウェイ・テクノロジーズ(Huawei Technologies/ 華為技術:以下、ファーウェイ)は2日、グーグル(Google)の「Android OS」を搭載する低価格スマートフォン「Ideos」を発売すると発表した。Ideosは北米や欧州、中南米、アジアの各市場に投入される。同社がグローバル市場に向けてスマートフォンを投入するのは今回が初めてとなる。

Huawei Device
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ファーウェイは、欧州やアフリカではすで大手通信機器メーカーとして足場を築いているが、同社はIdoesの発売を機に米国への進出や欧州における携帯端末のシェア拡大を目指す。

Ideosの価格は英国で99ポンド(152ドル)と他社製スマートフォンに比べて低く設定されている。アップル(Apple)や台湾HTC、カナダのリサーチ・イン・モーション(Research in Motion: RIM)といった競合他社の製品は、英国ではいずれも本体価格600ポンド前後(通信キャリアとの契約無しの場合)で販売されている。一方、低価格のIdeosで欧州市場や米国市場に進出するファーウェイでは、Ideosを「入門レベルのモバイル端末」と呼び、「高性能のスマートフォンを低価格で製造できることを示したかった」としている。

調査会社ガートナー(Gartner)によると、スマートフォン市場におけるAndroid OSのシェア(端末販売台数ベース)は、昨年第2四半期時の1.8%から今年第2四半期には17.2%まで増加、アップル(Apple)の「iOS」を抜いて第3位に浮上したという。また調査会社アイサプライ(iSuppli)は、Android搭載端末の販売台数が2012年までにアップル製端末を抜くと予想している。

ファーウェイが安い価格の製品を発売することで、同様にAndroid搭載スマートフォンを販売するサムスン(Samsung)やLGでも低価格帯の製品を投入する必要が高まり、その結果として、「とくに欧州でのスマートフォン普及が加速するだろう」と調査会社IDCのあるアナリストはコメントしている。

【参照情報】
Huawei Bets on Google Brand, Low-End Smartphone in Europe Push - Bloomberg
Chinese Company Aims Big With Android Smartphone - New York Times

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