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NTTドコモとサムスン電子、スマートフォンの「GALAXY S」とタブレット型の「GALAXY Tab」を発表

2010.10.05

Updated by WirelessWire News編集部 on October 5, 2010, 14:00 pm JST

▼GALAXY SとGALAXY Tabを手にしたNTTドコモの山田社長(左)とサムスン電子の申社長
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NTTドコモと韓国のサムスン電子は2010年10月5日、共同で記者会見を開催し、新しいスマートフォン2機種を発売することを発表した。1つは、4インチと大型ディスプレイを搭載したスマートフォン「ドコモ スマートフォン GALAXY S」で、もう1つは7インチのディスプレイを搭載した小型のタブレット型端末「ドコモ スマートフォン GALAXY Tab」である。いずれもサムスン電子製で、GALAXY Sが2010年10月下旬、GALAXY Tabが11月下旬の発売の予定。7機種と予告されていた2010年冬モデルのうち、最初の2機種となる。

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SUPER AMOLEDとAndroid 2.2を搭載したGALAXY S

▼高精細で大画面のディスプレイを備える「GALAXY S」。写真や動画が、まるで浮き上がってくるかのように立体的に見えるほど。手にすると軽量さも実感できる。
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GALAXY Sはサムスン電子のスマートフォンとして、世界で大ヒットしているモデル。これをNTTドコモ仕様にカスタマイズして国内で提供する。NTTドコモ代表取締役社長の山田隆持氏は、「全世界で500万台を超える販売実績があるモデル。スマートフォン新時代にふさわしい」とGALAXY Sの国内発売に高い期待を見せた。

ハードウエア面での第一の特徴は、スマートフォンとしては大画面に当たる4インチのディスプレイ(480×800ドット)を搭載すること。方式は有機ELの一種でサムスン電子が開発したSUPER AMOLEDであり、これは「非常に鮮明で美しい画像で、どの角度から見ても美しさは変わらない」と山田社長が絶賛した。内蔵のカメラでハイビジョン画質の動画を記録できるほか、フルハイビジョン動画の再生機能も備え、テレビなどに動画を出力して楽しむこともできる。

大画面ディスプレイを搭載しながら、スリムで手になじむデザインも特徴の1つ。薄さは9.9mmと1cmを切り、重さも118gと大画面スマートフォンとしては軽量の部類に入る。OSには米グーグルの携帯端末向けプラットフォームの最新版であるAndroid 2.2を採用した。Android 2.1に比べて高速な処理が可能なほか、Flash 10.1に対応するためにパソコン向けのFlashコンテンツをそのまま再生できる。マルチタッチも対応し、ズーム操作などが直感的に可能だ。

NTTドコモのサービスに向けては、iモードのメールアドレスをそのまま利用できる「spモード」への対応、Flash対応コンテンツを新しく提供するドコモマーケットへの対応に加え、NTTドコモが10月下旬から開始する電子書籍のトライアルサービスも利用できる。サムスン電子の無線事業部長 社長を務める申 宗均氏は、「日本のユーザーは洗練された端末を求める。サムスン電子は日本ユーザー向けのGALAXY Sとして、Android 2.2を初めて搭載したほか、spモードなどのNTTドコモドコモのサービスにも対応した。日本のユーザーに新しい端末と新しい体験をお届けできることを嬉しく感じている」と語った。何度も繰り返す「日本の洗練されたユーザー」という言葉から、日本市場の開拓への本気度が感じられた。

通信機能は下りがHSDPA 7.2Mbps、上りがHSUPA 5.7Mbps。無線LANはIEEE802.11b/g/nに対応、Bluetooth 3.0にも対応する。1GHzのCPU、16GBのメモリー(32GBまでのmicroSDHCで拡張可能)、500万画素のカメラなどを搭載する。

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いつでも持ち歩けるGALAXY Tab

▼7インチの大画面を搭載したタブレット型端末「GALAXY Tab」。ポケットに入る小ささながら、スマートフォンよりも格段に大きく見やすい画面が嬉しい。
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一方、一回り大きなボディーを採用したのがGALAXY Tabだ。7インチの液晶ディスプレイ(1024×600ドット)を搭載したタブレット型の端末で、米アップルのiPadよりも一回り小型なもの。山田社長は「GALAXY Tabは、オールラウンドなジャストフィットタブレットと言える。小さくて片手で持てるし、スーツの内ポケットにも入る。いつでもどこでも使えるタブレットだ」と、力を込めて説明した。

OSはGALAXY Sと同様にAndroid 2.2を採用する。Flash 10.1によるFlashコンテンツの再生や、マルチタッチなども同等。タブレット型の端末としては珍しく、通話機能を備え「スマートフォン」を名乗る。本体でスピーカフォンとして通話するほか、Bluetoothヘッドセットなどを使った通話も可能。300万画素のカメラも搭載する.大型のディスプレイを搭載するだけに電力消費も多くなるため、大容量のバッテリーを備える。バッテリー駆動時間は、動画で約7時間、音声通話ならば約14時間にも上るという。

spモード、ドコモマーケット、電子書籍トライアルサービスといったNTTドコモのサービスにはフルに対応する。特に電子書籍は7インチの大画面液晶のメリットが生かせるコンテンツだとの説明があった。サムスン電子の申社長は、「GALAXY Tabは、9月にドイツで発表して以来、非常に評判が高い端末。画像、動画などさまざまなコンテンツを楽しんでいただくのに適している。この新端末を、NTTドコモの協力を得たことで日本市場に速やかに投入できた」と、国内での発売に大きく期待を寄せた。

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冬モデルのスマートフォンはまだ残りが5機種

NTTドコモの山田社長は、スマートフォン戦略について「iPhoneは、世界全体で先を走っている。今はその後をAndroidが追いかけているところ。Androidの可能性は限りなくあり、その1つとしてGALAXY SとGALAXY Tabが出てきたということ」と説明した。

さらに、NTTドコモの「年度内スマートフォン100万台」という目標に対しては「Xperiaですでに50万台近く売れている。GALAXY SもGALAXY Tabも全世界で非常に高く評価をされている端末であり、100万台は達成した上でどこまで上乗せできるかを考えている」と語った。

NTTドコモのスマートフォンは、これですべてではない。山田社長は、「冬モデルは7機種と言っている。今回は2機種で、残る5機種は11月に発表する。冬モデルではおサイフケータイやワンセグに対応したスマートフォンも出していきたい。これらのラインアップで、十分にiPhoneに対応できるものだと思っている」と、今後のさらなるスマートフォンへのシフトを力強く語った。

【報道発表資料】
「ドコモ スマートフォン GALAXY S」「ドコモ スマートフォン GALAXY Tab」を開発

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