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モバイル・バーコード・スキャンのScanbuy

2011.02.01

Updated by WirelessWire News編集部 on February 1, 2011, 20:00 pm JST

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【企業名】Scanbuy Inc.
【所在地】アメリカ ニューヨーク州New York(54 West 39th Street, 4th Floor, NY, NY 10018 U.S.A.)
【URL】http://www.scanbuy.com

Scanbuyは、カメラ付きデバイスでバーコードを読み取らせて消費者に何らかのアクションを起こしてもらうための仕掛け---ScanLifeというアプリケーション---を提供している。スマートフォンであれば、Webサイトに誘導するだけでなく、メールやショートメッセージ、あるいは電話の発信やTwitterのツイートなどを促すため、アプリケーションをキックする。

利用企業は、UPC(米国のコード管理機関GS1 USの払い出すコード)のほか、QRコードやEZコードをポスターや記事、製品などに印刷、あるいは、ディスプレーに表示する。これを消費者がScanLifeをインストールしたスマートフォンで読み取ると、映画の予告編や懸賞応募、製品詳細情報、クーポン、価格比較、口コミ情報などが手に入る。

ScanLifeでバーコードが読まれた回数は2010年に16倍に増えたという(実数は不明)。同社のレポートでは主たる市場は北米で、カリフォルニア州が多い。OSはAndroidが1位で54%、2位はBlackBerryの25%、3位はiPhoneで18%と続く。

EZコード(EZcode)というのは、日本のQRコードのような2次元バーコードで、そもそも携帯電話の余り解像度のよくないカメラでの読み取りを想定して設計されたもの。スイスの大学ETH Zurichが開発し、2006年にこのScanbuy社に独占的にライセンス提供された。

ScanLifeはこれまでにエンターテイメント業界のほか、不動産業や小売業、大学や米空軍のイベントなどで使われている。

日本ではQRコードを印刷したりウェブページに表示するなど珍しくないが、Scanbuyは世界各国のスマートフォンベンダーやVerizon Wirelessなどのモバイルキャリアと提携しており、顧客にもナイキやフォルクスワーゲン、ハイネケンなど世界ブランドが並んでいる。「物理的な世界をもっとインタラクティブに」という同社から、今後、何かバーコードの新しい使い方の提案があるのかもしれない。

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