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スマートフォンユーザーは6割以上がiPhone 4Sに興味津津--MMD研究所

2011.10.17

Updated by Naohisa Iwamoto on October 17, 2011, 18:57 pm JST

MMD研究所(モバイルマーケティングデータ研究所)は2011年10月14日、「iPhone4Sの興味度及び、購買意欲調査」の結果を公表した。それによると、スマートフォンユーザーの6割以上がiPhone 4Sに興味があると回答したという。

調査では、iPhone 4Sへの興味について、フィーチャーフォンユーザーとスマートフォンユーザーにそれぞれ尋ねた。フィーチャーフォンユーザーでは、iPhone 4Sに「すごく興味がある」が13.0%、「興味がある」が30.7%で、合計43.7%が関心を持っていることが分かった。現在利用しているキャリアー別に見た興味度では、auのフィーチャーフォンユーザーが46.9%と高く、ソフトバンク(41.2%)やNTTドコモ(40.5%)のユーザーを上回った。iPhoneがauブランドで登場することへの期待の表れと考えられる。

スマートフォンに同じく興味を尋ねたところ、全体では61.8%が興味があることが分かった。「すごく興味がある」が26.5%、「興味がある」が35.3%だった。「すごく興味がある」ユーザーの比率がフィーチャーフォンユーザーの2倍以上になっているように、すでにスマートフォンを利用している人の関心は高い。キャリアー別に見ると、今度はソフトバンクユーザーが75.0%と群を抜いて高い。auユーザーは53.6%、NTTドコモユーザーは48.1%だった。auはスマートフォンを本格的に提供し始めて1年程度しか経っておらず、すでに「スマートフォンユーザー」である人にとって買い替えのタイミングではないことが影響していそうだ。

調査は、2011年10月6日~10月12日に実施。モバイルおよびインターネットによるオンライン調査で、有効回答は1094人(フィーチャーフォンユーザー822人、スマートフォンユーザー272人)だった。

【報道発表資料】
au・SoftBankのスマートフォンユーザーの約2割がメインキャリアからiPhone4Sを購入すると回答

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。