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スプリント、社債発行で40億ドルを調達へ - クリアワイヤの支援にも言及

2011.11.08

Updated by WirelessWire News編集部 on November 8, 2011, 10:50 am JST

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米第3位の携帯通信事業者スプリント・ネクステル(Sprint Nextel:以下、スプリント)が4日(現地時間)、40億ドル分の社債を新たに発行することを明らかにした。同社の計画によると、新たに発行する社債の内訳は7年債(利回り9%)が30億ドル分で、10年債(利回り11.5%)が10億ドル分で、今月9日にも入札を実施するという。

スプリントでは新たに調達する資金の使途について、すでに計画を明らかにしているLTEネットワークへのアップグレード、10月から取り扱いを開始したアップル(Apple)「iPhone」の購入代金、償還期間を迎える社債の買い戻し、同社の出資先で資金繰りに苦しむクリアワイヤ(Clearwire)への援助などを挙げている。

加入者の流出などから16期連続で赤字が続くスプリントは、ベライゾン・ワイアレス(Verizon Wireless)、AT&Tの上位2社に対抗するべく、iPhoneの取り扱いやLTE網の展開計画などの施策を打ち出しているが、いずれも財務的な負担が重いとされ、さらに10月時点で198億ドルにのぼる負債のうち、半分以上は5年以内に返済期限を迎えるものであることから、新たな資金調達を求められていた。

なお、スプリントのこの発表を受け、クリアワイヤの株価は同日一時8%上昇。同社の株価は、資金繰りへの懸念などから、今年に入って約6割下落している。スプリントとクリアワイアは現在、LTE網関連での正式提携を視野に交渉を進めており、クリアワイアからスプリントへのネットワーク回線卸売を前提に、クリアワイアのネットワーク構築に要する資金の一部をスプリントが負担するとの可能性も浮上しているという。

【参照情報】
Sprint Launches Debt Offering - WSJ
Sprint Prices $4 Billion Notes Offering That May Be Used to Fund Clearwire - Bloomberg
Clearwire Shares Climb After Sprint Says It May Provide Financial Backing - Bloomberg
Sprint says may use debt to fund Clearwire - Reuters
スプリント、第3四半期決算発表 - iPhone関連の負担は「4年間で155億ドル以上」に
スプリント、クリアワイアとLTE網関連の協力で暫定合意
スプリント、LTE網の展開計画を発表 - 資金繰りへの懸念から株価は大幅下落

スプリントがアップルに対し、4年間で合計3050万台〜3200万台、金額にして200億ドル以上にもなるiPhoneの購入を確約したという記事はこちら

スプリントではこの取引の結果、同社からのiPhone購入者1人に対して500ドル近い差額負担を強いられることになる。

iPhone 3000万台超購入を確約 - スプリントが200億ドルを賭けた一発逆転の大勝負(WSJ報道)

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