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アップル、2012年1-3月期決算 - iPhone 3510万台、iPad1180万台を販売

2012.04.25

Updated by WirelessWire News編集部 on April 25, 2012, 06:19 am JST

アップルが24日(米国時間)2012年1-3月期決算の決算を発表。同期は売上が392億ドル(前年同期247億ドル)、利益が116億ドル(同60億ドル)、一株あたりの利益は12ドル30セント(同6ドル40セント)となり、売上・利益とも事前の予想を上回った(予想値は売上368億ドル、一株あたり利益10ドル06セント)。売上は前年同期比59%増、利益は同94%増だった。

主な製品の販売台数は、iPhoneが3510万万台で前年同期比88%増、3月に新機種が投入されたiPadは1180万台で同151%増。なお、iPhoneについては前四半期(11-12月期)に3710万台が販売された反動から、同四半期は3000万ドル程度になるとの予想も出されていたとGigaOMは指摘。また、Macは400万台(前年同期比7%増)、iPodは770万台(同15%減)。

粗利率は47.4%まで上昇(前年同期は41.4%、10-12月期は44.7%)、流動性資金(現金・短期証券など)の残高は前四半期の976億ドルから、同期末時点では1102億ドルまで増加したという。

同社の売上全体に占めるiPhoneの比率は57.9%で、前四半期の52.7%からさらに上昇。この一因としては、販路の拡大が挙げられており、iPhoneは現在100ヶ国以上で230社の携帯通信キャリアが取り扱い中。また同社が最重点市場としている中国市場(本土、香港、台湾)では、iPhoneの売上が前年同期の約5倍に増加。米国市場でスマートフォン売上の成長減速が伝えられるなか、これはアップルにとって、新興市場での売上増加はとくに大きなプラス材料」とするアナリストのコメントがWSJ記事では紹介されている。

今四半期(4-6月期)の業績見通しについて、アップルは売上340億ドル、一株あたり利益8ドル68セントとしている。

同社の株価は、この決算発表前に、前日比2%減の560.28ドルを付け、4月10日に記録した643ドルから80ドル(1割)以上低下していた。しかしこの発表を受け、株価は時間外取引で7%以上上昇し、一時600ドル台に回復したという。

なお、この決算発表のなかで、アップルのティム・クック(Tim Cook)CEOは、故スティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)CEO時代に始まったAndroid端末メーカー各社との特許紛争に関し、解決に向けた動きをさらに進める意向を示唆という。

「私はこれまでずっと訴訟が大嫌いだった。そのことは今後も変わらない」("I've always hated litigation and I continue to hate it")(クックCEO)

また、まもなくマイクロソフト(Microsoft)がタブレット用に開発した新OS「Windows 8」を投入することについての質問には、「トースターと冷蔵庫をひとつにくっつけることはできるが、そうしたものはおそらくユーザーに喜ばれないだろう」("You can converge a toaster and a refrigerator, but those things are probably not going to be pleasing to the user.")と答えたと、WSJでは記している。

【参照情報】
Apple Rides iPhone Frenzy - WSJ
Apple Profit Rises 94% on IPhones Demand; Shares Gain - Businessweek
Apple earnings: 35.1M iPhones, 11.8M iPads - GigaOM
Apple's enormous Q2 earnings by the numbers - VentureBeat
Apple Q2 Earnings: Apple Now Has Over $110 Billion In Cash Reserves - TechCrunch

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