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アップル、UDIDに代わるユーザー識別手段を提供へ(WSJ報道)

2012.06.11

Updated by WirelessWire News編集部 on June 11, 2012, 09:39 am UTC

アップル(Apple)が、iPhoneやiPadに割りふられている端末固有の識別番号(UDID)に代わる新たなトラッキングツールのリリースする見通しだと、Wall Street Journalが報じている。

この新たなトラッキングツールは、UDIDに比べて、ユーザープライバシーにより配慮した方法で、アプリの利用状況に関するデータを開発者が収集できるようになるという。

iOSの識別番号(UDID)は、iOSの端末に割り振られたIDで、個々の端末におけるアプリやウェブの使用状況をトラッキングするために用いられていた。一方で、不変の番号に様々な情報が紐づくことは、プライバシー保護の点から問題があるとの声もあがっていた。これを受け、アップルは昨年UDIDの利用を禁止する方針を打ち出し、今年に入ってからはUDIDを使用しているアプリを不承認とするようになっていたという。

これに対し、アプリ開発者などの間では、アップルの指針に沿った新たな追跡手法を試す複数の動きがみられるものの、いまのところこれという有力なアプローチがまだ定着していないことから、アップルがとり積極的な動きを見せることを望む声も高まっていたという。

新たなトレッキングツールの詳細については明らかにされていないが、ある関係者はWSJに対し、個別の端末に紐づいていない番号が使用される可能性が高いと説明している。

【参照情報】
Apple to Release New Tracking Tool for Apps - WSJ
Apple releasing new tracking tool for app developers, says WSJ - The Verge
Apple reportedly mulling tracking tool for app developers - CNET
Has Apple come up with a less creepy way of tracking app use? - GigaOM
アップル、iOS端末ユーザーのプライバシー保護で方針変更 - 「iOS 5」ではUDIDの利用を推奨せず

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