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KDDI、4G LTE効果で9月のMNP純増が9万5000回線、ソフトバンクからMNP純増は3倍に

2012.10.01

Updated by Naohisa Iwamoto on October 1, 2012, 19:09 pm JST

KDDIは2012年10月1日、2012年度の上期の総括と下期方針を公表した。それによると、iPhone 5の発売と4G LTEサービスを開始した9月は、MNP純増総数が9万5000回線に上り、MNP純増1位も12カ月連続となる見込み。

2012年度上期業績は、売上増大とコスト削減に取り組んだ結果、会社計画を達成できる見通しとなったとする。また9万5000回線という9月のMNP純増数は、2007年3月以来の大幅な純増だという。9月21日にサービスを開始した「4G LTE」の利用加速もあり、新規契約に占めるMNPの割合が過去最高になった。さらに、ソフトバンクモバイルからのMNP純増は前月比で約3倍となったという。ソフトバンクモバイルよりも先行したテザリングや、LTEネットワークの速度とエリア優位性などが、LTEサービス事業者としてのKDDIの評価を支えていると分析する。

下期方針は、「マルチユース」「マルチネットワーク」「マルチデバイス」をキーワードとする「3M戦略」を一層推し進めるほか、「つながりやすさ」を追求したエリア展開に重点を置く。まず、「auスマートバリュー」や「auスマートパス」による3M戦略を推進し、連結営業利益5000億円、年度内のau通信ARPUの反転を目指す。その上で「4G LTE」をはじめとしたauユーザーに対して、つながりやすさを訴求する。そのために、ピコセル(小型)基地局でユーザーのエリア対策の要望に迅速に対応するほか、主要なランドマークや交通機関、地下鉄や商業ビルなどにもエリアを積極的に展開する。さらに、LTE基地局の建設計画は次年度分も前倒しにすることで早期のネットワーク拡充を進めるとしている。

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。