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ドコモ、LTE対応の「Xiフェムトセル」を発表

2012.11.16

Updated by Asako Itagaki on November 16, 2012, 17:17 pm UTC

11月16日、NTTドコモは、LTEおよび3Gの両通信方式に対応した超小型基地局「Xiフェムトセル」を発表した。周波数帯域は2GHz帯で、LTEの通信速度は下り最大112.5Mbps、上り最大37.5Mbpsに対応する。LTEと3Gの両方式に対応したフェムトセルは世界初(2011年11月16日、ドコモ調べ)。

Xiフェムトセルは、高さ18.5cm、幅17.5㎝、厚さ4.5㎝、重さ0.7㎏。自動的に周辺環境に合わせてエリアを調整するプラグ&プレイ機能を持ち、汎用のブロードバンド回線を刺すだけで基地局の運用が可能となる。対応を2GHz帯のみとした理由については、「(電波状態のよくない狭いエリアを補完するには)2GHz帯の対応で十分であり、また現在発売されているXi端末のすべてが対応している帯域であるから」(同社取締役常務執行役員 尾上 誠蔵氏)としている。

▼家庭用ルーター程度の大きさのXiフェムトセル。メーカーは三菱電機。
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▼裏側にはUSBスロットがついている。これは将来の拡張用とのこと。
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▼イーサネットケーブルと電源は底面から刺す。「DC IN」と刻印されている部分がSIMスロットのカバーになっている。
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2012年12月から設置を開始する。「まずはXiエリア外のドコモショップや電波環境が悪い法人オフィスなどを中心に、ドコモが敷設した回線を利用した導入をはかり、段階的にユーザー所有の光回線を利用した住宅内設置などへの展開を検討する」(同社代表取締役副社長 岩崎 文夫氏)とのこと。2012年度内に、1000局程度の導入をはかりたいとしている。

【報道発表資料】
報道発表資料 : LTE対応の超小型基地局「Xiフェムトセル」を開発

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板垣 朝子(いたがき・あさこ)

WirelessWire News編集委員。独立系SIerにてシステムコンサルティングに従事した後、1995年から情報通信分野を中心にフリーで執筆活動を行う。2010年4月から2017年9月までWirelessWire News編集長。「人と組織と社会の関係を創造的に破壊し、再構築する」ヒト・モノ・コトをつなぐために、自身のメディアOrgannova (https://organnova.jp)を立ち上げる。