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ドコモの10月純増が7200件に低迷、iPhone販売の有無が明暗を分ける

2012.11.07

Updated by Naohisa Iwamoto on November 7, 2012, 19:32 pm JST

電気通信事業者協会(TCA)は2012年11月7日、2012年10月末の事業者別契約数を発表した。携帯電話事業者の純増数は、ソフトバンクモバイルが28万超、KDDIが23万超とそれぞれ好調だったのに対して、NTTドコモは7200と辛うじて純増を維持する数値となった。

契約数を公表していないイー・アクセスを覗いた携帯電話の総契約数は1億2788万8300件で、前月比0.4%の増加。月間純増数は、ソフトバンクモバイルが28万4200件で、2012年1月から10カ月連続で首位となった。KDDIも23万8800件と堅調。両社が9月21日から販売を開始したiPhone 5の効果が、10月に顕著に現れた格好だ。一方のNTTドコモは前月の15万超の純増数から一転して7200件と低迷。iPhoneの有無が明暗を分けた結果だ。LTEサービスでは、NTTドコモのXiが51万8100件の純増で累計を671万6200件に伸ばした。iPhone 5の発売と同時にLTEサービスを開始したKDDIとソフトバンクモバイルについては、既存の3Gサービスと合計した数値しか公表されておらず、LTEの契約数は不明。

PHSはウィルコムが4万4100件の純増で、総契約数を485万7800とした。ブロードバンドワイヤレスアクセス(BWA)は、総契約数が419万3800件になった。UQコミュニケーションズは12万3200の純増で総契約数は374万7300となったが、7月の30万件を超える純増をピークに伸びが鈍化している。Wireless City Planning(WCP)は6万7600の純増で、総契約数は44万6500だった。2012冬モデルのスマートフォン新製品を見ると、KDDIにはWiMAX搭載製品がなく、ソフトバンクモバイルのAndroid端末はWCPのMVNOである「SoftBank 4G」に全機種が対応している。こうした製品動向は今後の両社の契約数の伸びにも影響を与えそうだ。

【報道発表資料】
2012年10月末現在 事業者別契約数

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。