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総務省が900MHz帯割り当てに関する指針案を公表 11/21まで意見公募

2011.10.21

Updated by Asako Itagaki on October 21, 2011, 23:09 pm UTC

10月21日、総務省は、3.9世代移動通信システムの普及等に向けた制度整備を行うための開設指針案等を発表した。この中には、900MHz帯の割り当て審査基準となる「3.9世代移動通信システムの普及のための特定基地局の開設に関する指針案(開設指針案)」が含まれている。

900MHz帯で割り当て対象となるのは、上り・下り各15MHz幅。割り当てられる事業者は一社となる。主な審査基準は以下の通り。

■人口カバー率 -割り当てを受けてから4年後の年度末までに50%以上、7年後の年度末までに80%を満たすこと。
■LTEサービス開始について -割り当てを受けてから7年後の年度末までにサービスを開始すること。その時点での人口カバー率も審査基準となる。
■RFIDおよびMCAの移行費用負担 -1200億円以上を負担できること。費用負担額の多寡も審査基準となる(最大2100億円まで)。

その他の基準としては、移行措置をより迅速に行うための具体的計画の充実度、既に申請者に割り当てている周波数帯の差異および割り当て済み周波数の幅に対する契約者数の程度などを勘案するとしている。

なお、総務省では、上記指針案を含め、今回発表した省令案および告示案について、2011年11月21日(月)までパブリックコメントを募集している。今後については、「寄せられた意見を踏まえ、速やかに所要の手続を進めていく予定」としている。

【報道発表資料】
3.9世代移動通信システムの普及等に向けた制度整備案に対する意見募集
三・九世代移動通信システムの普及のための特定基地局の開設に関する指針案(PDF)
意見公募要領(PDF)

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板垣 朝子(いたがき・あさこ)

WirelessWire News編集委員。独立系SIerにてシステムコンサルティングに従事した後、1995年から情報通信分野を中心にフリーで執筆活動を行う。2010年4月から2017年9月までWirelessWire News編集長。「人と組織と社会の関係を創造的に破壊し、再構築する」ヒト・モノ・コトをつなぐために、自身のメディアOrgannova (https://organnova.jp)を立ち上げる。