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2013年第2四半期のタブレット市場 - iPadの買い控えで出荷台数が前期比減に(IDC調べ)

2013.08.06

Updated by WirelessWire News編集部 on August 6, 2013, 12:13 pm JST

米調査会社IDCが現地時間6日に発表した世界のタブレット市場に関するレポートによると、2013年第2四半期のタブレット出荷台数は前四半期に比べて減少したという。

同四半期のタブレット出荷台数は全世界合計で4510万台に達し、前年同期比では59.6%の増加となったが、ただし前四半期からは9.7%減少。これまで急成長を続けてきたタブレットの出荷台数が前四半期を下回るのは今回が初めてという。

この減少の主な原因は、前年同期に比べて出荷台数が14.1%減となったiPadで、秋以降の新製品投入を見越した消費者の換え控えが影響したという。またこれに伴い、アップル(Apple)の市場シェアは前年同期の60.3%から同期には32.4%まで低下。それに対して、サムスン(Samsung)、エイスース(Asus)、レノボ(Lenovo)、エイサー(Acer)といったAndroid端末メーカーでは出荷台数が軒並み倍増となった。

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[IDC via CNET]

アップルに続く2位に入ったサムスンの出荷台数は810万台で前年同期から277%増、シェアも7.6%から18%に増加。また、その他に分類される6位以下のシェアが合計で17.5%とアップルの14.6%を超えている点も目を惹く。

なおOS別シェアでは、iOSとAndroidが逆転しており、2012年第2四半期に60.3%だったiOSは32.5%に低下、いっぽうAndroidは38%から62.6%まで上昇。また
Windowsタブレットの出荷台数は180万台(前年同期比527%増)となり、市場シェアも4%に増加したという。

【参照情報】
Tablet Shipments Slow as Consumers Await Next IPad - Bloomberg
Tablet sales slow in 2Q on absence of new iPad, IDC says - CNET
Apple's once-dominant tablet market share has collapsed - BGR

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