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ツィッター、IPO目論見書を公表 - 10億ドルを調達へ

2013.10.04

Updated by WirelessWire News編集部 on October 4, 2013, 08:42 am JST

株式公開(IPO)の準備を進めているツィッター(Twitter)が米国時間3日、米証券取引委員会(SEC)に提出した申請書類(S-1)の内容を公表した。これを受けて、同社は近日中に投資家への説明会(いわゆる「ロードショー」)を開始するとみられる。


[Bloomberg]

ツィッターの2012年の業績は、売上が3億1690万ドルで、損失が7940万ドル。また今年上半期は、売上が2億5360万ドルと前年同期の1億2240万ドルから大幅増加、ただし損失も前年の4910万ドルから6930万ドルへと拡大している。

なお売上については、2010年が2827万ドル、2011年が1億0631万ドルで、ディック・コストロ(Dick Costolo)氏がCEOに就任した2010年10月以降に事業の収益化が大きく進んだことが読み取れる。また今年の年間売上高は推定5億8000万ドル(eMarketerの推定)とされるが、

そのほか、2013年第2四半期には月間のアクティブ数が2億1500万人で、その4分の3がモバイル端末からのものだった。また1日あたりの利用者数は1億人強で投稿されたメッセージ数は約5億件。ただし最近ではユーザー数の伸びがひと桁代に留まっているという。

注目される評価額については、150億ドル超の可能性をあげるアナリストの声もあるとGigaOMは指摘し、その根拠として今年ツィッターの従業員や一部の外部投資家がブラックロック・ベンチャーズ(Blackrock Ventures)に株式を譲渡した際の評価額が約90億ドルだったなどとしている。ただし、昨年5月のあったフェイスブック(Facebook)の株式公開に比べるとはるかに規模の小さいものになりそうだと付け加えている。

ツィッターの主要な株主については、共同創業者のエヴァン・ウィリアムズ(Evan Williams)氏が12%、ベンチマーク・キャピタル(Benchmark Capital)が6.7%、共同創業者のジャック・ドーシー(Jack Dorsey)氏が4.9%、そしてコストロ氏が1.6%などとなっている。

なおIPOの幹事会社は、主幹事がゴールドマン・サックス(Goldman Sachs)で、ほかにモルガン・スタンレー(Morgan Stanley)、JPモルガン・チェイス(JPMorgan Chase)、バンク・オブ・アメリカ(Bank of America)、ドイツ銀行(Deutsche Bank)、アレン&カンパニー(Allen & Co.)、コード・アドバイザー(Code Advisors)が指名されている。

【参照情報】
Twitter Discloses Its I.P.O. Plans - NYTimes
Twitter Seeking to Raise $1 Billion in IPO as Sales Grow - Bloomberg
Twitter Reveals IPO Filing - WSJ
Twitter files to raise $1B, company is not profitable, will trade under ticker TWTR - GigaOM
At 215 Million Monthly Active Users, Twitter Has a Growth Problem - AllThingsD

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