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スマートフォン販売台数シェア、新型iPhone投入でアップルが挽回(Kantar Worldpanel調査)

2013.12.03

Updated by WirelessWire News編集部 on December 3, 2013, 13:39 pm UTC

カンタール・ワールドパネル・コムテック(Kantar Worldpanel ComTech)が実施した2013年8月〜10月の世界主要市場におけるスマートフォン販売の調査結果が発表された(文末の国・地域別表を参照)が、それによると9月に最新スマートフォン「iPhone 5s」「iPhone 5c」をリリースしたアップル(Apple)のシェアが日本と米国を中心に大きく増加したいっぽう、欧州ではノキア(Nokia)のWindows Phone端末の増加ぶりが目立ったという。

この調査については先ごろ、Twitterで「10月には日本でのiPhone販売台数シェアが全体の76%に達し、NTTドコモだけに限っても61%を占めた」といったtweetが流れて一部で注目を集めていたが、今回発表された報告にも先のtweetの内容を裏付ける記述もみられ、「日本市場では10月のスマートフォン販売台数の76.1%をiPhoneが占めた」「iPhoneのシェアは8-10月期の通算でも61.1%」などとされている。

そのほか、携帯通信事業者による代金割引の影響が大きい米国でも10月にはiPhoneの販売台数シェアが52.8%と過半数を超えたいっぽう、欧州ではAndroidのシェアが70.9%に対してiPhoneが15.8%、Windows Phoneが10.2%という結果になったという。

米国については、iPhone 5cがアップルのシェア増加に寄与した部分も大きいようだ。同製品の購入者の約半数は他社製品(とくにサムスンおよびLG製品)からの乗り換えだったのに対し、iPhone 5sでは既存iPhoneユーザーの買い換えが8割に達していたという。また購入者のプロフィールについては、5c購入者の平均年齢が38歳に対して、5sの購入者は34歳と前者のほうがわずかに高く、年収については5c購入者の42%が4万9000ドル以下(5sでは21%)と、5cが新たなユーザー層の取り込みで一定の成果を上げていることが伺われる。

欧州では、英国で8-10月のiPhone販売台数シェアが全体の28.7%となったほか、iPhone 5sと同5cの売上比率は3対1だったという。それに対して、割引金が比較的少ないドイツなどでは、「Lumia 520」「同620」などの低価格製品を中心にノキア製端末のシェア増加が続いている。とくにイタリア(16.1%)、フランス(12.5%)、英国(11.9%)の3カ国ではシェアが10%を超え、独・スペインも含めた主要5ヶ国の合計も二桁に達したという。

対照的に、販売台数で世界首位となった中国市場では依然としてAndroid端末の増加が著しく、8-10月のシェアは78.1%と前年比で8.4%増加。それに対して、iPhoneは15.5%(前年比3.4%減)、Windows Phoneは3.5%(前年比0.4%)だったという。

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[Kantar Worldpanel]

【参照情報】
Apple iPhone 5S outsells 5C three to one in Great Britain - Kantar Worldpanel
Apple Gets "Significant Bounce" On 5c, 5s iPhones; Android Still Trumps With 71% Share Of All Sales - TechCrunch
Windows Phone hits 10% sales across Europe, but still struggles in China and the US - Windows Phone Central

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