WirelessWire News The Technology and Ecosystem of the IoT.

by Category

リケジョ記事後日談

2014.02.08

Updated by Mayumi Tanimoto on 2月 8, 2014, 10:30 am JST

さて、先日アップした一晩中泣き明かした30歳若手女性研究者と書く我が国にはゴシップ新聞しかないらしいが思わぬ反響をよんだというか、炎上状態になっていたわけですが(また炎上職人と言われてしまうわけですが)、その後各方面より反応がありましたので、顛末をまとめつつ、皆さんの議論の題材を上げさせて頂ければと思います。

相当大ざっぱなまとめなので、議論したい方は下のコメント欄で議論してみて下さい。

< 各方面からの反応相当大雑把な要約 >

*時間がないのであくまで大ざっぱです

海外在住の日本人の皆さん:
• 日本の新聞はケシカラん!その通りだ!!
• 女性差別を辞めろ!日本は遅れとる!!
• リケジョ?ふざけんじゃねーわ!!

日本在住のアラフォー&アラサー女性の皆さんおよび男性一部:
• 日本の新聞はケシカラん!その通りだ!!
• 女性差別を辞めろ!日本は遅れとる!!
• リケジョ?ふざけんじゃねーわ!!

国内外在住ゲイ&レズビアン&トランスの皆さん:
• アタシだったらオカマ科学者と報道されんのかしらね!!!
• 日本の新聞はケシカラん!その通りだ!!
• ゲイとかレズとかトランスも頭に付けて報道するんだわきっと!!ざけんじゃねー!!

鬱の方:
• 自分なら鬱科学者と報道されるんですかね?

日本のコアなネットユーザーの皆さん:
• マスゴミはやっぱりマスゴミ!!
• ネットが真実!!

日本在住のお若い女性&猛禽系女性(含むアラフォー&アラサー):
• リケジョは素敵な言葉だわ♡

日本在住の男性の皆さん:
• 紙の新聞全部読め!!
• オマエの記事は恣意的だ!!
• オマエは脳足りん低学歴バカ!!
• リケジョはいい言葉だろ!!何言ってんだ

日本の新聞社の皆さん
• 紙の新聞全部読め!!金払え!!!
• ネットには全部乗らないんだ!!
• ネットユーザーは馬鹿

英語圏外国メディアの方々
• 日本の科学者って日本のメディアではどうやって報道されてんの?詳しく知りたい
• 日本の女性って職場でどういう扱いなの?詳しく知りたい

さて、ここで皆さんの言い分をまとめると、どの人も自分が見たい事を見たい様にしか見ていないということです。

しかし皆さんの反響を見ておりますと、色々面白い示唆がありますね。

1. 日本の新聞はネットと紙では配信している内容にもの凄い乖離があるらしい
2. 日本の新聞はネットだとアクセスが稼げそうな記事を積極的に出しているらしい
3. 日本の新聞は紙とネットだとレイアウトが全然違うらしい
4. ネットでしか新聞を読まない&読めない(例:海外)層が少なくない
5. 日本で実務に関わっているアラサー&アラフォーの女性は相当怒っている
6. 日本の男性はそういう女性の怒りには気がついていないらしい
7. 日本の男性と女性の間では性差別に関する対話があまりないらしい
8. 日本は略語を使ってキャラ付けするのがいい事だと思っている人が結構いるらしい
9. 外国メディアも日本語の記事を熱心に読んでいるらしい
10. 外国の人は日本女性がどう扱われているかにとても興味があるらしい

ちなみにこの記事、アメリカの某テレビ局のプロデューサーの目に止まりまして、一昨日インタビュー取材を受けました。記者の方は日本人、プロデューサーの方はアメリカ人でありましたが、日本の紙の新聞の方にも目を通しておられました。

インタビューでの質問は「日本のメディアでは女性科学者はどのようなイメージで報道されているのですか?」「日本女性は職場でどのように扱われているのですか?」であり、「ブログはネット記事だけを指しているのか?」ではありませんでした。イギリスのエコノミストにJapanese firms face a demographic catastrophe. The solution is to treat women betterという記事が出ておりましたが、外国の方は日本をこんな感じで見ているので、そういう質問が出る、ということなわけです。

ところで、佐村河内守様の件が炎上しておりますが、結局皆さん苦労話とかそういうお話が好きが好きという事でありますね。

WirelessWire Weekly

おすすめ記事と編集部のお知らせをお送りします。(毎週月曜日配信)

登録はこちら

谷本 真由美(たにもと・まゆみ)

NTTデータ経営研究所にてコンサルティング業務に従事後、イタリアに渡る。ローマの国連食糧農業機関(FAO)にて情報通信官として勤務後、英国にて情報通信コンサルティングに従事。現在ロンドン在住。