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アップル、車載情報システム「CarPlay」を正式発表

2014.03.04

Updated by WirelessWire News編集部 on March 4, 2014, 12:26 pm UTC

アップル(Apple)が開発を進めてきた車載情報システムのブランド名が「CarPlay」になることが欧州時間3日に明らかになった。また、新たに13社の自動車メーカーが同システムへの対応を表明したことも発表されたという。

アップルによれば、「CarPlay」はユーザーのiPhone(iOS 7を搭載するiPhone5、5sまたは5c)と車載システムとを組み合わせて利用するもので、Siriによる音声コマンドやタッチ操作を通じて、車内での通話やメッセージ、地図・音楽サービスなどの利用が可能になるという。

「CarPlay」を搭載する自動車には、たとえばハンドル上に音声コマンド用ボタンが配置され、音声をつかったコンタクトリストへのアクセスやメッセージ発信や通話、受け取ったメッセージの読み上げや返信、同社の地図サービスを利用したターン・バイ・ターン方式の音声ナビゲーションなどが利用可能になるという。また、音楽サービスについては、アップルのiTunes Radioほか、スポティファイ(Spotify)、iハートラジオ(iHeartRadio)、ビーツ・ラジオ(Beats Radio)など他社が提供するサービスにも対応予定。

なお、同システムを搭載する最初の自動車は、既報のとおり、3月6日から行なわれるジュネーブモーターショー2014で、フェラーリ(Ferrari)、メルセデスベンツ(Mercedez-Benz)、ボルボ(Volvo)の3社から発表される予定だという。

The Guardianによると、新たにCarPlayへの対応を表明したのは、BMW、フォード(Ford)、ジェネラル・モータース(General Motors)、ホンダ(Honda)、ヒュンダイ(Hyundai)、ジャガー・ランドローバー(Jaguar Land Rover)、起亜(KIA)、三菱、日産、PSA・プジョーシトロエン(PSA Peugeot Citroën)、スバル、スズキ、トヨタの13社。

車載情報システム関連分野では、スマートフォン向けOSで競合するグーグル(Google)もソフトウェア開発を進めている。同社は今年1月の「CES 2014」で新たな業界団体「Open Automotive Alliance(OAA)」の設立を発表。GMやホンダ、アウディ(Audi)、ヒュンダイ、エヌビディア(Nvidia)などと協力し、Androidベースの車載情報システムを共同開発していくことを表明していた。

【参照情報】
Apple's CarPlay puts iOS on your dashboard - The Verge
Apple to Bring iPhone Software to Cars - WSJ
Apple CarPlay debuts with Ferrari, Mercedes-Benz and Volvo - The Guardian

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