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京セラ、タイの携帯販売会社にスマートフォン供給を開始

2014.04.11

Updated by Asako Itagaki on April 11, 2014, 11:30 am JST

201404111130-1.jpg4月10日、京セラはタイの大手携帯販売会社「SAMART I-MOBILE」社に、国内で販売中のスマートフォン「DIGNO M」をベースとした新モデル「IQX KEN」の供給を開始することを発表した。

SAMART I-MOBILE社は、1995年に設立された携帯電話販売会社。2013年にはタイの携帯電話販売会社において、販売実績首位となっている。IQX KENは、同社が展開する高級スマートフォンシリーズ「IQXシリーズ」のラインナップとして2014年4月から販売される。価格はオープン価格で、タイの各通信事業者が展開する通信規格(GSM、W-CDMA、LTE)すべてに対応するSIMフリー端末として販売する。

DIGNO Mは、はauから2013年秋モデルとして発売されている。5インチの大画面と大容量バッテリーを搭載した防水対応スマートフォンとしては、最軽量(2013年10月現在、京セラ調べ)の134gを実現し、聞こえやすさを追及した京セラの独自技術スマートソニックレシーバーが特徴。京セラは現在日本と米国を中心に展開しているが、「特長ある高品質な端末をより広く供給することで、グローバルの事業展開を推進する」(報道発表資料より)としている。

【報道発表資料】
京セラ、タイの大手携帯販売会社「SAMART I-MOBILE社」にスマートフォンの供給を開始

【関連情報】
DIGNO® M(京セラ)
タイの周波数関連政策(ICTグローバルトレンド)

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板垣 朝子(いたがき・あさこ)

WirelessWire News編集委員。独立系SIerにてシステムコンサルティングに従事した後、1995年から情報通信分野を中心にフリーで執筆活動を行う。2010年4月から2017年9月までWirelessWire News編集長。「人と組織と社会の関係を創造的に破壊し、再構築する」ヒト・モノ・コトをつなぐために、自身のメディアOrgannova (https://organnova.jp)を立ち上げる。