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ドコモ、14年度内に4万基地局を100Mbps以上へ、225Mbpsのサービスも開始

2014.04.25

Updated by Naohisa Iwamoto on April 25, 2014, 20:25 pm UTC

NTTドコモは2014年4月25日、2014年3月期(2013年4月~2014年3月)の決算を発表した。2013年度の決算は、営業収益はほぼ横ばいながら、営業減益となった。2014年度の取り組みについては、すでに発表済みの新料金プラン、今夏に開始予定のVoLTEに加え、2014年度内の4万基地局で100Mbps以上の対応達成と受信時最大225MbpsのLTE-Advancedの導入の計画を明らかにした。

決算は、営業収益が前年同期比89億円減の4兆4612億円(前年同期比0.2%減)、営業利益が同180億円減の8192億円(同2.1%減)だった。iPhoneの導入により、第3四半期以降の純増数、MNPの数値が改善したが、販売計画の未達や春商戦の費用増加の影響が大きく前年同期比減益の決算となった。年度累計のARPU(1契約当たり月間平均収入)は、スマートフォンの普及拡大により前年度の5180円から5200円へと改善が見られた。

LTEの利用者は2013年度末の1157万契約から2014年度末には2197万契約へと、ほぼ倍増。スマートフォンのLTE比率は約8割に達した。2013年度には、当初2万4400局だったLTE基地局を5万5300局(当初計画では5万局)へと2.3倍に増加させ、エリア強化を実現したと説明する。

2014年には、音声定額やパケットのシェアなどを組み込んだ新料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」を提供し、顧客満足度の向上を図る。さらにパケット利用推進、音声コミュニケーション促進を図るとともに、契約者数の増大や販売費用の適正化に取り組む。ネットワーク面では、夏に音声品質の向上とレスポンスの改善を狙うVoLTEによる音声通話サービスを開始。さらに、2014年3月末時点で3500局の100Mbps以上対応の基地局を、2015年3月末には4万局へと約10倍の増加を予定し、LTE基地局全体でも9万5300局へと前年同期比1.7倍の増加を見込む。また、LTEの次世代方式であるLTE-Advancedへの対応も2014年度内に開始し、受信時最大225Mbpsのサービスを提供する計画があることを明らかにした。

【報道発表資料】
NTTドコモ 2013年度決算(PDF)

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。