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米FCCが周波数帯割当の新指針 - Wi-Fi向けに5GHz帯100MHzを追加など

2014.04.01

Updated by WirelessWire News編集部 on April 1, 2014, 12:23 pm UTC

米連邦通信委員会(FCC)は現地時間31日、新たに5GHz帯の100MHz分の周波数をWi-Fiネットワークでの利用のために解放することを全会一致で決定した。また「AWS-3バンド」と呼ばれる周波数帯の65MHzを、モバイルブロードバンド向けのオークションにかけることも発表した。

Wi-Fi向けとして新たに割り当てられる周波数帯は、ジュリアス・ゲネコウスキ(Julius Genachowski)FCC前委員長氏が2013年1月に求めていたもの。当初の提案では195MHz分の開放が予定されていたが、結果的には約半分の100MHzが割り当てられることになった。この周波数帯はこれまでその大半が通信事業者などに割り当てられていたが、実際に利用していたのは衛星通信事業者のグローバルスター(Globalstar)1社だけだったとThe Vergeは記している。

米国ではすでにWi-Fi向けとして555MHzが割り当てられているが、シスコシステムズ(Cisco Systems)の試算では、2018年にはWi-Fiネットワーク経由のデータトラフィックが携帯通信網経由のトラフィックを上回るとみられており、こうしたトラフィックの増加に対応するために新たな周波数帯の割当が求められていたという。

いっぽう、来年実施予定のオークションにかけられるAWS-3帯(1695-1710 MHz、1755-1780 MHz、2155-2180 MHz)のほうは、携帯通信事業者と政府機関が共有して利用する初の周波数帯になるという。GigaOMによると、具体的な共有方法や政府機関がどの周波数帯を空け渡すかなどについては現在協議中で、連邦政府では警察や消防などが利用する「FirstNet」通信網構築の財源としてこのオークションからの収入を見込んでいるという。

【参照情報】
FCC approves more spectrum to ease congested Wi-Fi networks - The Verge
FCC moves forward on plans for a new 4G auction using shared airwaves - GigaOM
Open up your routers: FCC boosts spectrum available to Wi-Fi by 15 percent - GigaOM
More Wi-Fi is better: FCC expands use of 5GHz spectrum - Ars Technica

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