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「Conversnich」- 他人の会話を盗み聞きしてツイートするアートプロジェクト

2014.04.24

Updated by WirelessWire News編集部 on April 24, 2014, 15:07 pm UTC

カフェや図書館といった公共の場や、個人の自宅のようなプライベートな場で盗聴・録音された会話が、密かにインターネット上で公開されていたとしたら、いったいどんな感じがするだろうか・・・。そんな問題提起を狙った新たなアートプロジェクトが公にされ、一部で波紋を呼んでいるようだ。

Conversnitch from Kyle McDonald on Vimeo.

「Conversnich」と名付けられたこのプロジェクトは、カイル・マクドナルド(Kyle McDonald)氏とブライアン・ハウス(Brian House)氏という2人のアーティストが始めたもの。両氏は、100ドル以下で手に入る市販の電子部品を使って、Wi-Fi機能と録音機能を持つ電球やランプを製作。その上で,これらの機器をニューヨーク市内にあるレストランや図書館、銀行ロビー、公園や個人の自宅などに密かに設置。さらに、これらの電球やランプで録音された会話を、アマゾンの人力処理サービス「Mechanical Turk」を使って(人の手で)テキストに書き起こした上で、@ConversnichというTwitterアカウントに投稿したという。同アカウントをみると、昨年10月上旬と今月半ば(16、18、19日)の2度にわたり、あわあせて300件近い投稿があったことなどがわかる。

米国では昨年6月から米国家安全保障局(NSA)による情報収集・監視活動の実態が暴露され、大きな社会・政治問題になってきている。このプロジェクトを行った2人はWIREDに対し,NSAによる大規模な情報収集活動に対する人々の関心をさらに高めることがプロジェクトの狙いなどと説明している。

【参照情報】
An Eavesdropping Lamp That Livetweets Private Conversations - WIRED
This totally creepy art project will make you think twice about NSA mass surveillance - Salon
This Light Bulb Is Listening - Slate

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