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ウエアラブル端末の認知はまだまだ、6割が「知らない」--MMD研究所

2014.06.24

Updated by Naohisa Iwamoto on June 24, 2014, 19:57 pm UTC

MMD研究所は2014年6月24日、ウエアラブル端末に関する調査の結果を発表した。それによると、ウエアラブル端末の認知度は低く、「知らない」との回答が60.2%に上った。ウエアラブル端末を「利用したいと思う」回答も10.4%と、ようやく1割を超える数値。国内でのウエアラブル端末の前途は、現時点では多難な様相を呈している。

調査は6月10日~14日にかけて行われ、回答者は18歳以上の男女で有効回答は2017だった。まず、ウェアラブル端末の認知について聞いたところ、「知らない」が60.2%と過半数を占めた。「名前は聞いたことがあるが意味はわからない」が11.4%で、回答の7割以上がウエアラブル端末の意味を理解していない状況だった。一方、「知っている(利用していない)」は23.6%、「知っている(利用している)」は4.8%だった。

「知らない」と回答したユーザーも含めて、ウエアラブル端末とはどのようなものかを説明した上で利用意向を尋ねたところ、「利用したいと思う」との回答は10.4%、「やや利用したいと思う」の17.8%と合わせても、利用に積極的な意思を見せた回答は全体の4分の1程度にとどまった。逆に、「利用したいと思わない」は30.1%、「あまり利用したいと思わない」は19.0%で、ほぼ半数の回答者が利用に否定的な見解を示した。

ウエアラブル端末を「知っている」と答えた人に、「知っている(聞いたことがある)ウエアラブル端末」を尋ねたところ、首位は2位以下を大きく引き離して米グーグルの「Google Glass」(66.6%)だった。2位は韓国サムスン電子の「GALAXY Gear」で25.0%、3位はソニーモバイルコミュニケーションズの「SmartWatch 2」で18.1%だった。

ウエアラブル端末に求める機能としては、メガネ型端末に対しては「道案内」(36.6%)、「周辺情報通知/視界情報捕捉」(24.8%)、「写真・動画撮影」(23.6%)が上位に挙げられた。一方、腕時計型端末に対する求める機能は、「健康管理」(32.1%)、「道案内」(22.7%)、「通話」(19.4%)の順で、端末の形状により求める機能が異なることがわかった。

【報道発表資料】
ウェアラブル端末「知らない」が60.2%、「利用したいと思う」が1割にとどまる

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。