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スマートカップ「Vessyl」 - 飲み物の種類判別や成分解析が可能

2014.06.13

Updated by WirelessWire News編集部 on June 13, 2014, 15:41 pm JST

サンフランシスコのマークワン(Mark One)というベンチャー企業から、これまでにない機能を持った「Vessyl」というコップが発表された。センサー技術などを利用して人間の行動や状態を定量的に計測する「Quantified Self」の流れを組む製品として注目を集めているようだ。


[Vessyl - Automatically Know What's Inside]

Vessylは、電子センサーを内蔵した円筒型のコップで、注がれた飲み物(液体)の成分を分子レベルで解析し、種類や名前、なかに含まれるカフェインや砂糖、タンパク質、脂質の量、カロリーなどを割り出すことが可能。たとえば濃いコーヒーと薄いコーヒーの違いや、ペプシコーラとコカコーラの違いを判別することや手作りのジュースの成分を把握することなどができるという。

Vessylは、なかに注がれた飲料の種類を判別して、名前をカップ側面に表示するほか、Bluetooth経由でスマートフォンに接続してユーザーの飲料習慣を記録・分析することも可能。また単体でユーザーの水分補給状況をモニタリングすることもできる。充電は非接触式で、1時間の充電で約1週間利用できるという。

Vessylはクイーンズ大学の学生であったジャスティン・リー(Justin Lee)氏が数年をかけてセンサーを開発した後、有名デザイナーのイヴ・ベアール(Yves Behar)氏のデザインスタジオ、フューズプロジェクト(Fuseproject)に間を持ち込んで製品化を実現したという。

マークワンは現在、自社のホームページ上でVessylの予約を開始しており、1つ99ドルで5万ドルの調達を目指している。なお、リリースは2015年の予定で、発売時の価格は1つ199ドルになる見込み。


[Vessyl - What Leaders Are Saying]

【参照情報】
Vessyl smart cup can tell Coke from Pepsi - CNET
Vessyl is the smart cup that knows exactly what you're drinking - The Verge
This Cup Tracks Exactly What You're Drinking With Molecular Analysis - WIRED

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