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パスワード不要の認証規格「FIDO 1.0」が公開に

2014.12.10

Updated by WirelessWire News編集部 on December 10, 2014, 12:56 pm UTC

シンプルで強力なオンライン認証の標準化を推進する業界団体のFIDO(Fast IDentity Online)Allianceが米国時間9日、新たな標準規格「FIDO 1.0」をリリース。指紋認証や音声認証、セキュリティチップ、顔認証など、より簡単な認証方法の普及の動きが加速することになりそうだ。

FIDO Allianceは、生体認証技術を使って、従来のパスワード方式につきまとうセキュリティの問題を解決することを目的に2012年に設立された団体で、グーグル(Googleやマイクロソフト(Microsoft)、サムスン(Samsung)、ペイパル(PayPal)、アリババ(Alibaba)、クアルコム(Qualcomm)、バンク・オブ・アメリカ(Bank of America)、ビザ( Visa)など、様々な業界から48社が参加している。

現在FIDOの仕様に対応した製品としては、グーグルが今年10月に発表していたログイン用USBドングルやサムスン製の指紋リーダーなどがあるが、今回正式な仕様が公開されたことで、今後さらに多くの端末やアプリが対応するようになるとみられている。なお、同規格の認証方式は通常のもの以外に、二段階認証にも対応可能で、アップル(Apple)が「iPhone」に搭載する「Touch ID」についても、ノックノック(Nok Nok)社というサードパーティのソフトウェアを使うことで対応可能になるという。

なお、同規格は現時点でBluetoothやNFCベースの認証には未対応だが、FIDOでは今後これらの技術にも対応を進めていくとしているという。

【参照情報】
Google-backed password-killer crosses major milestone - The Verge
Tech industry completes its standards for banishing passwords - Engadget
FIDO 1.0 Specifications are Published and Final Preparing for Broad Industry Adoption of Strong Authentication in 2015 - Fido Allicance

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