非接触充電関連のA4WPとPMAが合併に合意 - 規格統一に向けて前進

2015.01.06

Updated by WirelessWire News編集部 on 1月 6, 2015, 15:34 pm JST

非接触充電関連の規格推進団体であるPower Matters Alliance(PMA)とAlliance for Wireless Power(A4WP)が、組織の統合に合意したことが米国時間5日に明らかになった。両者は昨年2月に互換性の確保などを目的とした協力を進めることを発表しており、今回の組織統合に向けた合意はその延長線上にある動きとみられる。A4WPの発表によると、両者の合併は今年半ばに完了の見込みで、合併後には新たな組織名への変更も予定されているという。

モバイル端末などの充電を想定した非接触充電技術の分野では、電磁誘導方式(inductive charging)の異なる技術を推すWireless Power Consortium (WPC)とPMA、それに共鳴方式(resonant charging)の技術を推すA4WPの三者が規格標準化をめぐる争いを続けてきていた。また、PMAとA4WPとが昨年発表していた協力の中味には、PMAがA4WPの共鳴方式の仕様を採り入れ、A4WPでもPMAの電磁誘導方式の仕様を採り入れることなどが含まれていた。

非接触充電技術は、主にスマートフォン関連などで一時期大きな注目を集めていたこともあったが、統一規格が存在しないことなどが災いし、期待されたほどの普及には至っていない。また外出先などでの利用の機会もいまだに限られており、たとえば昨年6月に全米の店舗にPMA規格の充電スポットを設置する計画を発表していた大手コーヒーチェーンのスターバックス(Starbucks)でも、実際に一部の店舗でサービスが始まったのは昨年11月後半からといった状況にある。


[Powermat at Starbucks]


[A4WP Rezence wireless power]

【参照情報】
Alliance for Wireless Power and Power Matters Alliance Agree to Merge - Rezence(A4WP)
Key wireless charging groups A4WP, PMA agree to merge - CNET
Two of the Wireless Charging Standards Bodies to Merge - Re/code
Starbucks Rollout Could Mark Turning Point in Wireless Charging Battle - Re/code

メールマガジン購読WirelessWire News メールマガジン

おすすめ記事を配信する『WirelessWire Weekly』と、閲覧履歴を元にあなたに合った記事をお送りする『Your Wire』をお送りします(共に週1回)
配信内容を詳しく見る

RELATED NEWS