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JKT48とAKB48の合同コンサート、3年ぶりにジャカルタで開催

2015.02.23

Updated by Hitoshi Sato on February 23, 2015, 07:01 am JST

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2015年2月20日、インドネシアの首都ジャカルタにあるコタ・カサブランカ メインホールでJKT48とAKB48の合同コンサート「AKB48 and JKT48 CONCERT TOGETHER ~Holding hands together with the first sister~ Presented by WAKUWAKU JAPAN 1st Anniversary」が開催された。AKB48 がインドネシアでコンサートを行うのは、JKT48 が誕生した 2012 年2月のコンサート以来、3年ぶりとなった。日本とインドネシアを代表するアイドルグループ AKB48 と JKT48 が同じステージに立つ本コンサートが実現した。

その間、JKT48 も大きく成長し、インドネシアを代表する国民的アイドルグループにまで成長するほど活躍している。"前回とは違う"AKB48 メンバーと JKT48 メンバーの姿を会場に詰めかけた 3,500 名ものジャカルタのファンの前で披露した。

JKT48 は、WAKUWAKU JAPAN 開局当初からチャンネルサポーターとして、また日本とインドネシアをつなぐ架け橋として、同局の様々なプロモーション番組に出演している。

AKB48 から 15 人、JKT48 から 67 人、計 82 人のメンバーが集結し、全力のパフォーマンスをインドネシアのファンに届けた。アンコールを含め、全 35 曲を披露した。中でも圧巻だったのは、松井咲子さんの生ピアノに合わせて、出演メンバー全員で歌う「桜の花びらたち」。満員の客席側からもメンバーと一緒に日本語の歌詞で歌うファンの歌声があふれ、静かな曲ながら、会場内の一体感がひときわ感じられる場面となった。

また、AKB48 メンバーは「会いたかった」などをインドネシア語で披露して、満場の喝采を浴びた。MC タイミングでは、AKB48 側では、元 JKT48 のメンバーでAKB48に移籍した野澤玲奈さんが、そして、JKT48 側では、仲川遙香さんがそれぞれ通訳的な役目も務めたが、会場のファンからはインドネシア語だけでなく、日本語での会話も伝わっていると思しきリアクションが多々あった。このような、言葉の壁を感じさせない一体感こそまさに「クールジャパン」であろう。

姉妹グループとして、同じステージで同じ楽曲をパフォーマンスすることで、言葉の壁を感じさせない、あっという間の 2時間30分だった。AKB48 がインドネシアでコンサートを行うのは、 JKT48 のデビュー以来 3 年ぶりとなり、現地のファンの方々が待ち焦がれた夢の共演となった。本コンサートは、「BS スカパー!」で2015年3月28日(土)に放送を予定している。

これからも定期的に日本とインドネシアを代表する国民的アイドルグループがジャカルタだけでなく日本でも合同コンサートが開催されることを楽しみにしている。

▼松井咲子さんの生ピアノに合わせて、出演メンバー全員で歌う「桜の花びらたち」

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【AKB48からの参加メンバー(敬称略)】
チーム A:松井咲子、森川彩香
チーム K:北原里英、島田晴香、横山由依
チーム B:内山奈月、大島涼花、川本紗矢、倉持明日香、竹内美宥、名取稚菜、野澤玲奈、橋本耀、平田梨奈
チーム 4:岡田奈々

参加したメンバーの多くもTwitterやGoogle Plusなどでジャカルタの様子を日本およびインドネシアのファンに向けて発信しており、そのコンサートの充実と成功ぶりが伺える。

▼松井咲子さんのTwitter

▼森川彩香さんのGoogle Plus

▼北原里英さんのTwitter

▼島田晴香さんのTwitter

▼横山由依さんのTwitter

▼内山奈月さんのGoogle Plus

▼大島涼花さんのGoogle Plus

▼川本紗矢さんのGoogle Plus

▼倉持明日香さんのTwitter

▼竹内美宥さんのTwitter

▼名取稚菜さんのGoogle Plus

▼野澤玲奈さんのTwitter

▼橋本耀さんのGoogle Plus

▼平田梨奈さんのGoogle Plus

▼岡田奈々さんのGoogle Plus

次のページからはAKB48とJKT48の合同コンサートの写真をお楽しみください。

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佐藤 仁(さとう・ひとし)

2010年12月より情報通信総合研究所にてグローバルガバナンスにおける情報通信の果たす役割や技術動向に関する調査・研究に従事している。情報通信技術の発展によって世界は大きく変わってきたが、それらはグローバルガバナンスの中でどのような位置付けにあるのか、そして国際秩序と日本社会にどのような影響を与えて、未来をどのように変えていくのかを研究している。修士(国際政治学)、修士(社会デザイン学)。近著では「情報通信アウトルック2014:ICTの浸透が変える未来」(NTT出版・共著)、「情報通信アウトルック2013:ビッグデータが社会を変える」(NTT出版・共著)など。

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