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ブックオフの格安スマホ「スマOFF」、解約時の違約金を廃止するなどの利便性向上策

Today may be a April fools' day, but Book off is very serious about going into the mobile market

2015.04.01

Updated by Naohisa Iwamoto on April 1, 2015, 19:20 pm JST

ブックオフコーポレーションは2015年4月1日、同社が提供するいわゆる格安スマホサービスの「スマOFF」で2年以内に解約した際の違約金を撤廃するなどの利便性向上策を同日から講じたことを発表した。

スマOFFは2015年1月28日にサービスの提供を始めた格安スマホ/格安SIMサービス。2007年以降に発売された携帯電話をブックオフに売ると、新品のSIMフリースマホ端末「Liquid Z200」(Acer製、販売価格は1万円)を無料で手に入れられる(写真)。料金プランは月額980円で1日70MBの高速データ通信が可能だ。ただし、SIMフリースマホ端末「Liquid Z200」の端末無料契約の場合は、2年の継続利用契約が必要で解約時には違約金が生じるとしていた。ブックオフでは、この違約金を撤廃することで、気軽に格安スマホを試してもらえるようにしたという。

ブックオフの格安スマホ端末Acer製「Liquid Z200」(報道発表資料より)

さらに、スマOFFで提供するSIMカードの種別を、標準SIMからmicroSIMへと変更する。「Liquid Z200」は標準SIMとmicroSIMのデュアルSIM対応であり、SIMカードの種別変更後もそのまま利用が可能。主流のmicroSIMへと変更することで、Liquid Z200以外のLTE対応SIMフリースマホなどでスマOFFを利用しやすくなる。すでに標準SIMで利用しているユーザーに対しては、4月中に限り無償でmicroSIMへの交換を受け付ける。

ブックオフでは、ニュースリリース本文に「エイプリルフールのネタではございません」との注釈を付けて発表している。

【報道発表資料】
ブックオフの格安スマホサービスは間違っていました! 4月1日より「2年以内の解約時の違約金を撤廃」 「標準SIMからmicroSIMへ変更」 ご契約済のお客様も違約金撤廃、SIM交換無償対応!

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。