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グーグル、MVNOサービス「Project Fi」を発表 - まずは「Nexus 6」ユーザー向けに

High-five to Fi: Unlimited talk, text and Wi-Fi access for only $20 a month

2015.04.23

Updated by WirelessWire News編集部 on April 23, 2015, 10:36 am UTC

グーグル(Google)が米国時間22日、大手携帯通信事業者の通信網やWi-Fiを利用した独自のMVNO(仮想移動体通信事業)サービス「Project Fi」を米国けに発表した。

「Project Fi」のサービス内容は、基本料金の月額20ドルで通話・テキストメッセージおよび対応Wi-Fiサービスが使い放題で、これに1GBあたり10ドルのデータ通信料が加算される形だが、使わなかった分のデータ通信料が返金される点は他社にない仕組み。たとえば、3GB分(30ドル)プランの加入者がある月に1.4GBしか使わなかった場合、未使用分の16ドルが返金されるという。また世界120か国のネットワークに対応するのも特徴のひとつで、米国外でも米国内と同じデータ通信料でサービスを利用できるという。

いっぽう、ネットワークや対応端末については既報の通り、スプリント(Sprint)およびT-モバイル(T-Mobile USA)の通信回線、Wi-Fiネットワークの3つを自動的に切り替えて利用する仕組みで、まずはグーグル「Nexus 6」のみでサービスを開始。なお同サービスではWi-Fi回線経由でも通話やテキストメッセージを利用できるほか、これらをノートPCやタブレットで送受信することもできるという。

新品の市販価格が約650ドルの「Nexus 6」をユーザー側で用意する必要があり、データ通信料込みの価格の点でもスプリントやT-モバイルが提供しているプランのなかには「Project Fi」のそれを下回るものがあることから、Ars Technicaでは「月毎にデータ通信量が大きく変わる人向け」などとし、またThe Vergeでも「Project Fiの料金は確かに割安だが、わざわざ乗り換えするほど大きな差はない」としている。

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(Ars Technica)

【参照情報】
Say hi to Fi: A new way to say hello - Google
Google launches its own mobile network for Nexus 6 owners - The Verge
Google Unveils Wireless Service Called ‘Project Fi’ - WSJ
The 10 Most Important Facts About Google's Project Fi Wireless Service - Bloomberg
How Google’s Project Fi pricing stacks up to the competition - Ars Technica

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