トーンモバイルのスマホ「TONE」、TSUTAYAで5月5日から販売

Feel the tune with TONE

2015.04.30

Updated by Naohisa Iwamoto on 4月 30, 2015, 20:34 pm JST

フリービットとTSUTAYAを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)などの合弁会社のトーンモバイルは2015年4月30日、同社ブランドのスマートフォン「TONE」の提供を5月5日に開始すると発表した。フリービットが提供してきたスマートフォン端末やサービスと、TSUTAYAの「T」の世界を連携させて、新しい価値を提供するという。

発表会に登壇したトーンモバイルの代表取締役社長CEOを務める石田宏樹氏は、「CCCのTの世界と、フリービットのONEの世界が連携して、響く、奏でるという動詞の“TONE”になった。トーンモバイルは、CCC代表取締役社長兼CEOの増田宗昭氏が会長で、私が社長となり、二人三脚で提供していく」と、両者の連携をアピールした。

▼Tポイントなど、TSUTAYAの世界との連携を深めることをアナウンスする石田社長20150430_tone001

トーンモバイルが提供するのは、Tのスマホ「TONE」。ハードウエアの基本仕様は従来フリービットが提供していた「PandA」と同等だが、ファームウエアのアップデートなどによりサービスや機能を向上させているという。ビジネスモデルも従来のフリービットを踏襲し、ハードウエアからサービス、ネットワークを垂直統合して提供するほか、CCCグループとの連携によるライフスタイル提案までを含めて垂直統合の新しい価値を提案する。

CCCグループとの連携により、基本プランの月額料金にTポイントが付与されるほか、10月以降にはTポイントを利用した支払いも可能になる。ライフスタイル提案としては、「TONE」契約者には5月から10月の期間にTSUTAYAでCD1枚、DVD1枚を毎月無料でレンタルできるキャンペーンを実施する。TSUTAYAの利用でTポイントが10倍になるキャンペーンも同期間に実施する。「オンラインで音楽を購入するだけでなく、圧縮音声ではないCDの音質の良さも体験してもらいたい。TONE端末は非圧縮のCDの音声にも対応する」(石田氏)。

また、ユーザビリティを統一して写真、音楽、ファイル、ドキュメントなどを利用できる「ONE」も引き続き提供する。TONEかんたん決済で、音楽配信サービスなどの購入代金をTONEの利用代金と一緒に請求できる。撮った写真のプリントサービスや、CDを簡単にリッピングできる機器「T-Air」の提供など、新しい価値の提案も行う。

垂直統合型のモデルにより実現するサービスも拡充し、「安心」を提供する。子どもにTONEを持たせた場合には、現在地や30分ごとの経路の確認、アプリ利用制限などを両親の設定で確実に行える。シニア層などの「プレミアムエイジ」に対しても、シンプルなメイン画面の提供や、サポートセンターや家族がリモートサポートできる機能で、使いこなせるように工夫する。さらに、ドアを叩くインタフェースで「コンコン」という音で遠隔地の子ども世代とつながる「エアノック」、家族全員の歩数などがわかるライフログ機能などにより、家族の絆を深めることも目指す。

▼月額1000円の料金プランでわかりやすさをアピール20150430_tone002

料金は1プラン。月額1000円で3Gの500k~600kbpsの通信が使い放題になる。IP電話のサービス基本料金も含まれる。動画を視聴する場合には、1GB当たり300円の高速通信チケットを購入して高速データ通信を利用可能。

販売は、オンラインの店舗WEBストアとオフラインのTSUTAYAなどの店舗での販売の両面を軸としたO&O(OFFLINE&ONLINE)戦略で実施する。オンラインのWEBストアでは4月30日から予約受付を開始。オフラインの店舗は、5月5日のSHIBUYA TSUTAYA(東京都渋谷区)を皮切りに、5月15日にTSUTAYA 桜新町店(東京都世田谷区)で販売を開始。その後、7月までに既存のフリービット店舗4店舗を含めた全国16店舗で販売を開始する計画だ。店舗ではMNPの即日対応も実施、オンラインで購入した端末も後日の持ち込みでMNPに対応できるという。

▼TSUTAYAのリアルの店舗での販売を順次開始20150430_tone003

【報道発表資料】
トーンモバイル、日本のスマホを変えるTのスマホ“TONE”を5月5日より始動

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。

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