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iPhone

次世代iPhone、年内の生産台数は過去最高の推定9000万台に(WSJ報道)

Apple never stops

2015.07.09

Updated by WirelessWire News編集部 on July 9, 2015, 12:10 pm JST

アップル(Apple)が今年秋のリリースに向けて開発中の次世代iPhone(「iPhone 6S」)に関し、組み立てメーカーに対して8500万〜9000万台の発注を行ったという。WSJが米国時間8日に情報筋の話として報じている。

昨年リリースされ、大ヒットとなった「iPhone 6」「iPhone 6 Plus」でも年内の生産発注台数は7000万〜8000万台とされ、アップルでは次期iPhoneに対する需要が現行機種のそれを上回ると想定しているようだ。

WSJによれば、アップルは昨年の場合と同様に、4.7インチと5.5インチの2モデルのiPhoneを投入する予定。どちらもデザインは現行機種とほぼ変わらず、搭載される液晶画面の解像度も同じものになるが、ただしディスプレイは感圧タッチ(「Force Touch」)技術を採用したものとなり、また新たにローズゴールドのカラーバリエーションが追加される可能性も指摘されている。

なお、アップルは今回の大規模な生産にあたって、従来から取引のあるフォックスコン(Foxconn)、ペガトロン(Pegatron)の2社に加え、新たに台湾のウィストロン(Wistron)にも生産を委託する可能性があるという。ウィストロンは過去に「iPhone 5C」を生産していた実績があり、アップルが今後実施するテストをクリアすれば「iPhone 6S」のサプライヤーとなる可能性があるとWSJは記している。

iPhoneは直近2四半期の販売台数が合計で1億3570万台に達し、前年比43%の増加を記録。また近年ではアップルの売上全体の約3分の2を占めるようになっている。

【参照情報】
Apple Plans Record Number of New iPhones - WSJ
Apple reportedly set to produce record 90 million ‘iPhone 6S’ this year with Force Touch and new color option - 9to5 Mac
Apple reportedly preps biggest iPhone order ever for new devices - CNET

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