人工知能を使ってクラウドやIoTのセキュリティー確保へ、IIJが実証実験を開始

Build security with AI

2015.07.13

Updated by Naohisa Iwamoto on 7月 13, 2015, 19:58 pm JST

インターネットイニシアティブ(IIJ)は2015年7月13日、人工知能(AI)技術を用いたセキュリティーソリューションを開発するための実証実験に着手したと発表した。IIJのネットワークにAI技術を導入し、8月から有用性の検証を開始する。

実証実験では、AI技術と高性能コンピュータ(HPC)を使った検証システムを構築する。検証システムで大量のトラフィックの監視や異常検知が可能なことを確認した上で、AI技術を使ったセキュリティー脅威の予兆検知などの実用化に向けた技術検証を進める。人手を介さずにネットワークを24時間リアルタイムで監視することで、大量トラフィックや異常な通信の発生を検知して新しい脅威の予測と迅速な対策へとつなげたい考えだ。

モバイル端末やクラウド、M2M、IoTの普及が進むことにより、セキュリティー対策の範囲は広く分散し、セキュリティー確保が難しくなっている。IIJではAI技術を導入することで、広がるセキュリティー対策の範囲に対応することを狙う。実証実験を経て、IIJは2016年度にAI技術を導入したセキュリティーソリューションの商用化を目指す。

【報道発表資料】
IIJ、人工知能技術を活用したセキュリティソリューション開発に向けて実証実験を開始

WirelessWire Weekly

おすすめ記事と編集部のお知らせをお送りします。(毎週月曜日配信)

登録はこちら

岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。