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インドの2015年Q2の携帯電話出荷は前年同期比6%減5,940万台、スマホは44%増2,650万台

Feature phone still wins over smartphone in India

2015.08.13

Updated by Hitoshi Sato on 8月 13, 2015, 12:54 pm JST

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IDCインドは2015年8月11日、2015年第2四半期(4月~6月)のインドにおける携帯電話出荷台数を発表した。それによると、同時期にインドで販売された携帯電話全体で前年同期比6%減の5,940万台だった。そのうちスマートフォンは同44%増2,650万台、フィーチャーフォンは3,290万台だった。スマートフォンの出荷増は著しいが、それでもまだインドではフィーチャーフォンの方が出荷台数は多い。

2015年Q1からもスマートフォンの出荷は19%増加している。そして、インドではスマートフォン出荷の50%以上が100ドル以下のローエンド端末である。

IDCのレポートでは、スマートフォン出荷増の要因として、Amazon、Snapdealなどネットショップによるインターネットでの販売(インドではonline retailの略で「eTail」と呼ばれている)が増えていると分析されている。インドでインターネットが新たなスマートフォン販売の新たなチャネルとして根付いてきたのだろう。

インドでは地場メーカーのスマートフォンが広く浸透しているが、中国メーカーも増加している。インドのスマートフォン市場の出荷数シェアのうちLenovo、Huawei、Xiaomi(小米)、Gioneeの中国メーカー4社でシェア12%を占めており、そのうちLenovoが半分を占めている。また中国メーカーからの100ドル~150ドルのミドルエンド4Gスマートフォンも増加してきている。

▼2015年Q2インドのスマートフォンのメーカー別出荷シェア20150813-india-graph

 

【参照情報】
India's Smartphone Market Soars in the Second Quarter of 2015 with the Help of eTailing, Says IDC 

 

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佐藤 仁(さとう・ひとし)

2010年12月より情報通信総合研究所にてグローバルガバナンスにおける情報通信の果たす役割や技術動向に関する調査・研究に従事している。情報通信技術の発展によって世界は大きく変わってきたが、それらはグローバルガバナンスの中でどのような位置付けにあるのか、そして国際秩序と日本社会にどのような影響を与えて、未来をどのように変えていくのかを研究している。修士(国際政治学)、修士(社会デザイン学)。近著では「情報通信アウトルック2014:ICTの浸透が変える未来」(NTT出版・共著)、「情報通信アウトルック2013:ビッグデータが社会を変える」(NTT出版・共著)など。