パイオニア、自動車向けビーコン端末を活用したテレマティクスサービスプラットフォームを開発

2015.08.31

Updated by Asako Itagaki on 8月 31, 2015, 20:38 pm JST

パイオニアは、自動車業界で始めて、スマートフォンと自動車向けビーコン端末を活用したテレマティクス・ソリューション「クルマDEビーコン サービスプラットホーム」の提供を開始する。位置情報に加えてドライバーが車を利用するシーン(乗車、運転中、降車)をシステムとして認識し、最適なタイミングでスマートフォンと連携したサービス提供を可能にする。

▼プラットフォームの概要
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自動車専用ビーコン端末は車内に設置する。ビーコン端末のボタンを押すだけで、あらかじめ登録したサービス提供者にコンタクトが可能となる。将来的には、クラウド上の地図データと連携して、走行エリアごとに安心・安全に関連するさまざまな情報を配信することも可能になる。さまざまな自動車関連サービス事業者の独自サービスと連携させ、国内外のロードサービス事業者、整備事業者、カーディーラー事業者などに、本ソリューションの活用提案を行う。

パイオニアは東京海上日動火災保険(以下東京海上日動)と自動車保険向けテレマティクスサービス事業に置いて協業しており、本プラットフォームは12月にサービス開始予定の東京海上日動のノンフリート自動車保険契約者向け「保険代理店宛事故時自動連絡支援サービス」に採用される。乗車時にスマートフォンがビーコンに反応して専用アプリを起動し、スマートフォンが衝撃を検知した時に連絡先や事故発生時の確認事項などを表示する。また、スマートフォンを1タップするだけで保険代理店もしくはコールセンターに事故連絡することが可能になる。

▼サービスの概要
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▼東京海上日動用にカスタマイズされた自動車向けビーコン端末
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なお、端末はアプリックスの「お届けビーコン」をベースに、「クルマDEビーコン サービスプラットフォーム」向けにカスタマイズしたもの。ボタンを押すだけで商品の注文ができる「お届けビーコン」は、商品発注だけではなくカスタマーサービスへの連絡やサービス発注にも活用できるため、アプリックスでは流通・小売メーカー向けだけでなく、保険業やサービス業にも積極的な展開を行っている。

 

【報道発表資料】
業界初、自動車向けビーコン端末を活用したテレマティクス・ソリューション 「クルマDEビーコン サービスプラットホーム」を開発

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板垣 朝子(いたがき・あさこ)

WirelessWire News編集委員。独立系SIerにてシステムコンサルティングに従事した後、1995年から情報通信分野を中心にフリーで執筆活動を行う。2010年4月から2017年9月までWirelessWire News編集長。「人と組織と社会の関係を創造的に破壊し、再構築する」ヒト・モノ・コトをつなぐために、自身のメディアOrgannova (https://organnova.jp)を立ち上げる。

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