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アップル、AI関連の英ベンチャー企業を買収 - 自動車分野への応用が主な狙いか

2015.10.05

Updated by WirelessWire News編集部 on 10月 5, 2015, 10:15 am JST

アップル(Apple)が、ボーカルIQ(VocalIQ)という英国の人工知能(AI)関連のベンチャー企業を買収していたことが米国時間2日に明らかになった。買収額は推定5000万〜1億ドルとされている。

英BusinessWeeklyなどが伝えたところによると、ボーカルIQはケンブリッジ大学のDialogue Systems Group関係者が立ち上げたベンチャーで、いわゆるディープラーニング技術を利用しながら、人間の話の文脈を理解し、適切に会話ができるようなAI技術の開発を手掛けているという。また昨年には、車載システムの音声制御技術開発でゼネラル・モータース(General Motors)と協力していることも報じられていたという。

この話題を採り上げたFTでは、ボーカルIQの技術の応用分野についてウェアラブル端末からスマートホーム関連まで多岐にわたるとしながら、同社がとくに車載システム関連の用途に力を入れていたと指摘。また同社が今年3月に公開したブログ記事のなかで、アップルの「Siri」を「オモチャ(toys)のようにしか使われていない」と述べていたことにも言及している。

いっぽうBusinessWeeklyでは、自動車運転中の通話やメッセージ/電子メールのやりとりなどによって生じる重大事故が全体の16%を占め、死傷者数は年間約5000人に上るという米国のデータをひきながら、優れた音声認識システムが実現されればこうした事故の減少につながるなどとしている。

【参照情報】
Apple has acquired VocalIQ in Cambridge - BusinessWeekly
Apple buys UK-based speech technology start-up VocalIQ - FT
Apple Acquires Artificial-Intelligence Startup VocalIQ - WSJ

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