アプリックスとリクルート、IoTソリューション×情報コンテンツの「コーヒープロジェクト」実証実験を開始

2015.10.09

Updated by Asako Itagaki on 10月 9, 2015, 08:22 am JST

アプリックスIPホールディングス(以下アプリックス)は、同社が提供する家電製品等への組み込みモジュール「お知らせビーコン」・ビーコンサービスアプリ「Hubea」・クラウドをトータルで提供するIoTソリューションと、リクルートホールディングス(以下リクルート)が保有する情報コンテンツを融合させた「コーヒープロジェクト」の実証実験を開始した。

実証実験では、「お知らせビーコン」が内蔵されたコーヒーメーカーとHubeaがインストールされたスマートフォンをBluetoothで接続し、コーヒーが入ったらプッシュ通知でユーザーのスマートフォンに知らせる。通知をタップすると、各モニターの性別や年齢、趣味趣向や状況に応じて、コーヒー占いなどのエンターテインメント・コンテンツや、天気、グルメ、旅行などの情報を表示する。内容としては、コーヒーを飲みながら気分転換をしたり、一緒にコーヒーを飲んでいる人との話題のきっかけになるものが中心となっている。

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コンテンツの閲覧実績はアプリックスのクラウドに蓄積され、表示コンテンツ選択にフィードバックされることで、よりパーソナライズされた情報提示が可能になる。また、「コーヒー占い」でおすすめしたコーヒー豆を販売するECサイトへの導線を作るなど、Eコマースとの連動の可能性についても検証する。

今回の実験ではBluetoothによるスマートフォンへの接続と通知だが、クラウドを経由して遠隔地にある端末にビーコンの信号を配信することで、離れて暮らす家族の見守りシステムとしての応用なども可能だ。また、アプリについては、Hubeaをベースにしたカスタマイズアプリの制作も可能。メーカーが自社製品にビーコンを組み込み、通知に合わせてオリジナルコンテンツを配信するような仕組みを構築することも可能で、国内外でも採用事例が増えている。

家電製品のIoT対応は、販売後にスマートフォンのOSバージョンアップや新機種に対応したアプリのアップデートが課題のひとつとなっていたが、アプリックスではビーコン・アプリ・クラウドをIoTをソリューションとして提供し、コンテンツプロバイダやEコマースサイトとも連携することで、アプリケーションのメンテナンス対応も提供していく。

実証実験は2015年11月までを予定しており、収集したデータを元に新サービスの提供に向けて検討を進める。

 

【報道発表資料】
アプリックスIPホールディングス 「AplixのIoTソリューション」x「リクルートの情報コンテンツ」によるコーヒープロジェクト実証実験を開始

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板垣 朝子(いたがき・あさこ)

WirelessWire News編集長。独立系SIerにてシステムコンサルティングに従事した後、1995年から情報通信分野を中心にフリーで執筆活動を行う。2013年春、長年住んだ中目黒を離れて、世界一高い電波塔の近所で下町生活を満喫中。

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