J:COMがau網でMVNO参入、J:COMアプリの映像視聴はデータ通信量にカウントせず

2015.10.13

Updated by Naohisa Iwamoto on 10月 13, 2015, 20:38 pm JST

20151013_jcom001ジュピターテレコム(J:COM)は2015年10月13日、MVNOによる新サービス「J:COM MOBILE」を10月29日に開始すると発表した。KDDIが提供するauの4G LTE網を利用するMVNOサービスとNTTドコモ網を利用するサービスの2本立てで、au網を利用するサービスでは高品位な音声通話が可能なau VoLTEにも対応する。

au網を使う「J:COM MOBILE スマホセット [3GB]」では、スマートフォン端末とSIMカードのセットで提供する。音声通話とデータ通信が可能で、月額料金は標準契約の場合月額3680円、2年契約の場合月額2980円。下り最大150Mbpsの高速データ通信を月間3GBまで利用できる。余ったデータ量は翌月に繰り越せる。音声通話は国内あてで30秒ごとに20円。公衆無線LANサービス「Wi2 300」の利用もできる。Wi2 300の提供は2016年6月までで、その後のサービス提供は未定とのこと。

スマホセットの端末は、Android 5.1.1をOSに採用しながら、タッチパネル操作だけでなくテンキーでの操作も可能な備えた折りたたみ式の「LG Wine Smart(LGS01)」(LG Electronics製)。Google Playからのアプリのダウンロードにも対応する。端末価格は3万3000円で、24回払いの場合は月額1375円がかかる。10月29日から2016年1月11日まで実施するキャンペーンを適用すると、J:COMサービスと同時に同時加入で端末代金が実質無料になる。

「J:COM MOBILE スマホセット [3GB]」の最大の特徴は、スマートフォン端末にプリインストールされている「J:COMオンデマンドアプリ」を利用して映像コンテンツを視聴する際のデータ通信量を月間3GBの中でにカウントしないこと。内外のドラマやアニメなど約3万8000本のVOD配信コンテンツのほか、プロ野球やゴルフなどのスポーツ、ニュースなどのライブ配信を、データ量を気にせず外出先で楽しめる。

J:COM MOBILEでは、このほかにSIMだけを提供する「J:COM MOBILE SIM単体 [3GB]」、タブレット端末とセットで提供する 「J:COM TV with タブレット」サービスも用意する。SIM単体 [3GB]は、音声通話+データの場合月額1600円、データのみの場合は月額900円で、いずれも月間3GBまでの高速データ通信が利用できる。NTTドコモ網を利用して提供するサービスだ。J:COM TV with タブレットは「J:COM TV」および「J:COM NET」に加入しているユーザーのオプションサービスとして提供するもの。月額980円の「TV Everywhere料金」を支払うことで、LTE接続を利用できる。au網を利用したサービスで、月間1GBの制限があるが、J:COM オンデマンドアプリを利用した場合のデータ量はカウントされない。Wi2 300の利用も可能。タブレット端末は「LG G Pad 8.0 L Edition(LGT01)」(LG Electronics製)で、価格は2万6400円。24回払いの場合は月額1100円となる。

【報道発表資料】
J:COMがMVNO事業に参入 10月29日より新サービス「J:COM MOBILE」提供開始

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。