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グーグル(Google)がモブボイ(Mobvoi)という中国のAI(人工知能)関連ベンチャーに投資を行ったことが現地時間20日に明らかになった。

FTによると、モブボイはリー・ジーフェイ(Li Zhifei)氏という元グーグル社員が2012年に中国で創業したベンチャーで、中国語の音声認識技術や同技術を利用した検索エンジンの開発を手掛け、今年はじめにはグーグルと「Android Wear」向けとなる検索および音声認識に関する提携契約を結んでいたという。またモブボイは、音声認識技術を利用したスマートフォン・アプリのほかに、独自の
OSで動作するスマートウォッチ(「ticwear」)もリリースしている。

モブボイは今回の資金調達で、グーグルのほか、VCのセコイア・キャピタル(Sequoia Capital)やジェンファンド(ZhenFund)などから、あわせて7500万ドルを調達。なおグーグルが取得する株式については、10〜20%の間とする情報筋の話がFTで紹介されている。またBloombergでは、今回の資金調達でモブボイの評価額は3億ドルに達したとする情報筋の話も紹介されている。

グーグルは2010年に、中国政府の検閲に異議を唱え、中国市場から事実上撤退しており、それ以降中国企業に同社が直接投資するのは今回が初めて。FTでは、グーグルには中国国内で検索サービスを再び提供するつもりはなく、Android端末用アプリストアの提供開始に向け、同社が政府の承認取得に動いているとするとする情報筋の話を紹介している。

【参照情報】
Google takes stake in Chinese voice recognition start-up Mobvoi - FT
Google Inc. Makes First China Investment Since 2010 Pullout - Bloomberg
Google takes minority stake in China artificial intelligence start-up Mobvoi - Reuters

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