インドの2015年Q3スマートフォン出荷台数は2,830万台、3台に1台はLTE端末に

2015.11.30

Updated by Hitoshi Sato on 11月 30, 2015, 08:07 am JST

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IDCインドは2015年11月23日、2015年第3四半期(7月~9月)のインドにおけるスマートフォン出荷台数を発表した。それによると、同時期にインドで販売されたスマートフォンは前年同期比21.4%増の2,830万台だった。また、そのうち3台に1台がLTE対応のスマートフォンだった。単純に計算すると約943万台がLTE対応スマートフォンであり、その出荷台数は2015年第2四半期よりも3倍増加した。

インドでのLTE対応スマートフォンはサムスンの「Galaxy Grand Prime」や「Galaxy J2」のような150ドル以下の端末が主流である。インドでのLTE対応スマートフォンの販売チャネルとしてはAmazonやFlipkart、Snapdealといったインドを代表するネットショップでの販売も根付いてきている。

インドでは携帯電話加入者が9億8,000万を突破しているが、そのうちLTEは70万弱と携帯電話加入者全体の0.07%程度しかいない。それでも端末の方はすでにLTE対応スマートフォンが3か月で約943万台とハイペースで出荷されている。150ドル以下のミドルエンドのLTE対応スマートフォンが大量に出荷されていることから、端末の普及は進んでいるが、並行してLTEのネットワークと利用料(通信費)も利用しやすい環境になることが望まれている。

▼インドにおける2015年第3四半期のスマートフォン出荷メーカー別シェア
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【参照情報】
One Out of Three Smartphones Shipped in India in Q3 2015 Are 4G Enabled as the Country Prepares for Next-Generation Mobile Technology, Says IDC

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佐藤 仁(さとう・ひとし)

2010年12月より情報通信総合研究所にてグローバルガバナンスにおける情報通信の果たす役割や技術動向に関する調査・研究に従事している。情報通信技術の発展によって世界は大きく変わってきたが、それらはグローバルガバナンスの中でどのような位置付けにあるのか、そして国際秩序と日本社会にどのような影響を与えて、未来をどのように変えていくのかを研究している。修士(国際政治学)、修士(社会デザイン学)。近著では「情報通信アウトルック2014:ICTの浸透が変える未来」(NTT出版・共著)、「情報通信アウトルック2013:ビッグデータが社会を変える」(NTT出版・共著)など。

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