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米自動車メーカー最大手のフォード(Ford Motor Company)が米国時間5日、アマゾン(Amazon)との協業の計画を発表。フォードの車載情報システム「Sync Connect」と、アマゾンが提供するパーソナル・アシスタント機能「Alexa」ならびに「Amazon Echo」のようなスマートホーム端末とをつなげ、家庭内から音声で自動車側の一部機能を制御したり、車内からスマートホーム端末を制御できるようにすることを目指すという。

この話題を採り上げたRe/codeでは、両社の取り組みが結実した場合、たとえば家庭内から自動車のエンジンのオン/オフやロックの開閉、ガソリン残量の確認、自動車の現在位置の特定などが可能になるとしている。また自動車内からはAlexa経由で、ガレージドアの開閉、玄関ライトやホームセキュリティ機器の操作、サーモスタットによる室温調整など様々なスマートホーム端末の操作が可能になるとしている。

なお、GeekWireによると、フォードのSyncを搭載する自動車は現在世界に1500万台存在し、2020年には4300万台まで増加する見込みだという。

【参照情報】
Forget Google. Ford Partners With Amazon and DJI to Make Cars That Talk to Everything. - Re/code
Ford meets Amazon: Automaker to integrate Echo and Alexa with SYNC, linking cars to homes - GeekWire
Ford, Amazon working to connect cars to smart homes - CNET

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