ガラス データ

ディスク1枚で360テラバイトのデータをほぼ永久保存 - 英大学が開発

2016.02.17

Updated by WirelessWire News編集部 on 2月 17, 2016, 15:26 pm JST

英サウサンプトン大学の研究チームが先ごろ、ガラスのナノ構造を利用した新たなデータフォーマットを開発。大量のデータをほぼ永久に保存可能とされる同技術が、図書館や博物館、公文書管理当局などが抱えるニーズを満たすものとして期待されているという。

新たなフォーマットは、超高速レーザーを使用してガラスにデータを刻み込むもの。5Dデータ保存と呼ばれるこの方法では、従来のBlu-rayディスクの3000倍にあたる360テラバイトのデータを1枚のディスクに保存できるという。また、このディスクは最高で摂氏1000度の熱にも耐えられ、同190度の環境下でも138億年にわたってデータを保存できるという。

同技術については、2013年に論文が発表され、これを用いて300キロバイトのテキストファイルを保存した媒体が実験的に作成されていた。

この媒体について、研究チームでは将来な商用利用の可能性も想定しており、たとえば5D情報を読み込むDVDプレイヤーのようなデバイスが数十年以内に登場する可能性も示唆している。

なお、このデータフォーマットに関する論文は米国時間17日、サンフランシスコで行われる国際光工学技術協会のカンファレンスで発表されるという。

【参照情報】
Eternal 5D data storage could record the history of humankind - University of Southampton
'Five-dimensional' glass discs can store data for up to 13.8 billion years - The Verge
Permanent 'Superman crystal' holographic storage is etched with the Bible, Magna Carta - PCWorld

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