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GSMA、スマートウォッチ向けeSIMの仕様を発表 - サムスンが新製品で採用へ

2016.02.19

Updated by WirelessWire News編集部 on February 19, 2016, 12:24 pm UTC

従来のSIMカードに代わる埋め込み式SIM(「eSIM」)の仕様策定を進めるGSMアソシエーション(GSMA)が、スマートウォッチやフィットネストラッカー、タブレット向けとなる「eSIM」の仕様を米国時間18日に発表。またサムスン(Samsung)が3月11日に発売する新型スマートウォッチ「Gear S2 Classic 3G」に同仕様に準拠したeSIMを搭載することも明らかになっている。

The Vergeによると、今回が明らかにされた「eSIM」の仕様は、スマートフォン向けeSIMのそれとは別のもの。GSMAでは今年6月にスマートフォン向けeSIMの仕様を発表する予定。またスマートフォン向けeSIMでは1台の端末で複数のキャリアのサービスを使い分けできる機能が付加される見込みであるのに対し、今回発表されたeSIMの仕様にはこの機能は含まれないという。

今回決定された仕様に対しては、サムスン、LG、ファーウェイ(Huawei)、マイクロソフト(Microsoft)といった端末メーカー各社や、NTTドコモ、AT&T、スプリント(Sprint)、ベライゾン(Verizon)、ボーダフォン(Vodafone)、ドイツテレコム(Deutshce Telekom)、テレフォニカ(Telefonica)、EEなどの大手携帯通信事業者も支持を表明しているという。

GSMAのイアン・パンネル(Ian Pannell)氏という技術担当幹部はThe Vergeに対し、「従来のSIMカードより90%小さくなり、端末内のスペースの大きな節約になる」とコメント。またGizmodoでは「eSIMはユーザーが複数の端末を同じ契約で使えるようにするためのもの」「将来的にすべてのSIMカードをeSIMに置き換えることを目指してはいない」などとするGSMAの声明が紹介されている。

eSIMに関しては昨年7月に、アップルやサムスンが複数の携帯通信事業者と、IoT端末などへの採用も視野に入れた規格の策定・実装に向けた話し合いを進めているとする話がFTで報じられていた。また、アップルでは2014年秋発売の「iPad Air 2」から独自の埋め込みSIMカードを採用している。

【参照情報】
- GSMA
GSMA RELEASES REMOTE PROVISIONING SPECIFICATION TO HELP CONSUMERS CONNECT MOBILE DEVICES
http://www.businesswire.com/news/home/20160218005061/en/GSMA-RELEASES-REMOTE-PROVISIONING-SPECIFICATION-CONSUMERS-CONNECT
Samsung to Release Gear S2 classic 3G with GSMA Compliant eSIM - Samsung
Samsung’s Gear S2 has the first certified eSIM that lets you choose carriers - The Verge
New eSIM Will Finally Let You Connect Your Smartwatch to 3G Networks Without a Phone - Gizmodo

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