ファーウェイとドイツテレコム、ミリ波帯でのマルチユーザーMIMOで70Gbpsを達成

2016.02.23

Updated by Asako Itagaki on 2月 23, 2016, 18:52 pm JST

ファーウェイは、ドイツテレコムと共同で、ミリ波帯でのマルチユーザーMIMOのライブデモを実施し、73GHz帯を利用して、70Gbpsの通信速度を達成したことを発表した。

▼ドイツ・テレコム最高技術責任者 Bruno Jacobfeuerborn氏
20160223-huawei-dtelecom

また、メタマテリアルアンテナ(ナノサイズの金属構造を用いて特殊な電流特性を持たせた素子により、小型化を測ったアンテナ)を利用したビームフォーミング技術を利用して指向性の高いビームを生成し、モバイル環境での動的ビーム追従機能の試験を実施した。ユーザーをビーム特性ごとに分離することで、同時に同一周波数での送受信が可能となり、1ユーザーあたり20Gbps以上の速度で接続が提供できる。

日本ではドコモが大手ベンダー各社との共同実験を行っているが、世界各地でも2019年開催予定の世界無線通信会議(WRC-19)に向け、5Gサービス向けにセンチメートル波、ミリ波帯を利用した高周波数帯の利用に関する研究が行われている。ドイツテレコムも2015年3月からパートナー各社と共に5Gの要素技術を評価するための「5G:haus」プログラムを開始している(Deutsche Telekom: Special: 5G:haus)。今回のファーウェイとドイツテレコムの実験はこの枠組における協力の一環となる。

【報道発表資料】
ファーウェイ、ドイツ・テレコムとミリ波(73GHz帯)を用いたMU-MIMOのライブ・デモに成功
Deutsche Telekom and Huawei show record-breaking over the air speed

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板垣 朝子(いたがき・あさこ)

WirelessWire News編集長。独立系SIerにてシステムコンサルティングに従事した後、1995年から情報通信分野を中心にフリーで執筆活動を行う。2013年春、長年住んだ中目黒を離れて、世界一高い電波塔の近所で下町生活を満喫中。

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