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グーグル傘下の英ディープマインド(DeepMind)が開発した人工知能(AI)ソフトウェア「AlphaGo」と、現在世界最高の棋士とされるイ・セドル(Lee Sedol)氏との対局の初戦が韓国ソウルで9日午後1時に開始される。

AlphaGoとイ氏との対局は合わせて5戦で、9日、10日、12日、13日、15日にそれぞれ予定されている。グーグルはYouTubeで対局の模様をライブストリーミング中継するほか、ブログで毎日の結果をアップデートする予定。

なお、この対局の勝者には100万ドルの賞金が与えられる予定となっている。

The Guardianによると、イ氏は「AlphaGo」との対決について、「接戦になることはないと思う」とし、5戦全勝または4勝1敗での自らの勝利を予想。いっぽう、ディープマインド陣営では、五分五分でAlpha Goにも勝機があると予想しているという。

AlphaGoは、ニューラルネットワーク(いわゆる「ディープラーニング」)技術を応用したソフトウェアで、碁盤上の状況を評価する「value networks」というプロセスと、個々の手を評価する「policy networks」というプロセスを並行して動いており、一手ごとに計算処理を行わなくても最適な打ち手を見つけ出せるという。同ソフトウェアは昨年10月、英国のディープマインド本社で過去3度の欧州チャンピオンに輝いたファン・フイ(Fan Hui)氏と対局し、5戦全勝していた。

囲碁は一手あたりの選択肢が多く、莫大な量の計算を必要とするため、AIにとってはチェスなどよりもさらに困難なゲームと考えられている。そのため2014年には当時もっとも進んだ囲碁AIとされていた「Crazy Stone」開発者のレミ・コウロム(Remi Coulom)氏が「囲碁AIがトップクラスの人間のプレイヤーにハンデなしで勝つにはもう10年は必要」と予想していたという。

【参照情報】
Google's artificial intelligence machine to battle human champion of 'Go' - The Guardina
Google vs. Go: can AI beat the ultimate board game? - The Verge
Can Google's DeepMind beat world Go champ? Watch live this week - TechRepublic

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