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The Cruise RP-1(Cruise Automation)

GM、自動運転関連ベンチャーのクルーズオートメーションを推定10億ドルで買収

2016.03.14

Updated by WirelessWire News編集部 on March 14, 2016, 12:15 pm UTC

米大手自動車メーカーのゼネラルモーターズ(GM)が現地時間11日、自動運転車関連の技術を開発するクルーズオートメーション(Cruise Automation)を買収することで同社と合意。買収額は明らかにされていないものの、複数の情報筋によれば、10億ドル以上に達する可能性があるという。

オートメーションは、ライブストリーミングサービスのJustin.tv(後のTwitch、2014年にアマゾンが約10億ドルで買収した)の共同創業者として知られるカイル・ボグト(Kyle Vogt)氏が2013年に創業したベンチャー企業で、元々は自動ブレーキや車線維持といったオートパイロットの機能を市販車に付加できる後付けキットを開発を手掛けていたが、その後自動走行車用後付けキットの開発に焦点をシフトし、いまのところ「Audi A4」「同S4」用の製品を発表している。

Fortuneによると、オートメーションはYコンビネーター(Y Combinator)、スパークキャピタル(Spark Capital)やメイブンベンチャーズ(Maven Ventures)などのVCからこれまでに1800万ドル以上の資金を調達しており、最新の投資ラウンドでは約9000万ドルの評価額がついていたという。

GMはしばらく前から自動運転車やライドシェアリング/カーシェアリングに関する分野での動きを活発化させてきている。今年1月には米配車サービス/アプリ市場第2位のリフト(Lyft)との自動運転車開発に関する提携ならびに同社への5億ドルの投資を発表、またその後には「Maven」という自社カーシェアリング・サービスの取り組みも明らかにしていた。なお、GMは「Super Cruise」という独自のセミ・オートパイロット技術の開発を進めてきているが、同社は今年初めに同技術を搭載する車輌の投入時期をそれまでの「2016年度中」から「2017年中」に後送りしていいた。

Fortuneによると、GMはもともとクルーズオートメーションの資金調達に出資者として参加する前提で協議をはじめたが、その後この話し合いが全面的な買収交渉に発展したという。なおこの買収は今年第2四半期中に完了する見込みで、クルーズの約40名の従業員はGMに移籍の予定、ただしGMによる買収後もクルーズオートメーションは独立部門として事業を続けることになるという。

【参照情報】
GM to Acquire Autonomous-Vehicle Technology Developer - WSJ
GM Buying Self-Driving Tech Startup for More Than $1 Billion - Fortune
Meet Kyle Vogt, the ‘Robot Guru’ Who Just Sold His Second Billion-Dollar Startup in Two Years - Re/code
GM delays Super Cruise rollout - Automotive News

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