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グーグル、ロシアでの独禁法違反訴訟で敗北 - Android OSアプリのバンドル見直しへ

2016.03.15

Updated by WirelessWire News編集部 on March 15, 2016, 11:51 am JST

グーグル(Google)がロシア市場におけるAndroid OSの支配的な立場を濫用したとして、ロシアの連邦反独占庁(Federal Antimonopoly Service、FAS)から独禁法違反の判断を下されていた問題で、ロシアの仲裁裁判所は現地時間14日、同庁の判断を支持することを表明。これにより、グーグルの敗訴が確定的になったという。

この問題では昨年9月、ロシアの検索エンジンであるヤンデックス(Yandex)が、グーグルのAndroid端末への自社サービスのプリインストールの方針について提訴。端末メーカー側が検索やメール、マップ、Appストアなどのいずれかのみを使用したい場合も、すべてのアプリがバンドルでプリインストールすることが求められる取り決めを独禁法違反にあたると主張していた。その後、FASはヤンデックスの主張を認め、グーグルに対してこの方針の改定を認めていた。いっぽう、グーグルはこれを控訴していた。

今回、仲裁裁判所がグーグルの控訴を却下したことで、同社は今後、端末メーカーとの契約を修正する必要に迫られる可能性がある。また、同社には最大で2014年の収入の15%にあたる罰金が科される可能性があるという。

なお、グーグルの独禁法違反をめぐっては、欧州でも欧州委員会(European Commission)によってAndroidや検索に関する調査が進められている。

【参照情報】
Google Fails to Overturn Antitrust Ruling in Russia - WSJ
Google loses appeal against Russian search engine over Android bundling - Ars Technica
Google loses anti-monopoly appeal in Russia over ‘obligatory’ pre-installation of Android apps - VentureBeat

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