IoT利活用のシナリオ具体化で早期実現を支援する、「ユニアデックスIoTエコシステムラボ」4月に開設

2016.03.23

Updated by Asako Itagaki on 3月 23, 2016, 08:59 am JST

ユニアデックスは、従来の枠を超えIoT利活用の早期実現を支援する場として「ユニアデックスIoTエコシステムラボ」を4月11日に開設する。IoT分野でビジネス拡大を狙う起業をつなぐハブとなることを狙い、「利活用検討の場」と「ビジネス共創する場」の2つを提供する。

利活用検討の場では、IoT利活用に大切な「シナリオ」の具体化に向け、「体感」「課題導出」「技術検証」の3視点を提供する。「体感」目的には、アイデア創出に向け、製造業、ヘルスケア分野、社会インフラ分野を中心に具体的なデモを提供。「仮説導出」目的には、顧客の業務を理解しながら活用シナリオを一緒に検討し、課題抽出により活用シナリオの仮説を導く。「技術検証」目的には、デバイス、ネットワーク、データ収集・分析にいたる技術実装をワンストップで提供するための実現性を検証する。

ビジネス共創の場では、さまざま強みを持った共創パートナーと共にバリューチェーンから課題と価値創出の利用シーンを洗い出し、段階的な試行で具現化することでビジネスの早期実現を目指す。発足時の共創パートナーとして、日本マイクロソフトやNTTコミュニケーションズなど約30社が参加する。

▼IoTエコシステムラボの全体像
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ユニアデックスは、2015年7月からデバイスなどのセンサー技術とICTインテグレーション技術を組み合わせたIoT分野の実証実験を実施している。また、これまで培ったデバイス開発含めたICT基盤技術をベースに、デバイス、ネットワーク、データ収集・配信、データ加工・解析のワンストップサービスを実現する「IoTビジネスプラットフォームサービス」の開発も日本ユニシスと共に進めている。

ビジネス共創の試みにもすでに取り組んでおり、製造業向けの機器の遠隔監視や作業員の安全、ヘルスケア分野の健康促進や見守りをテーマにしたサービスの検証・開発が進められている。さらに分析領域では、障害予兆検知の共同検証なども実施している。

ユニアデックスは、本ラボ活用にあたり、有償でワークショップによる利活用シナリオ導出・コンセプト立案、検証のための技術支援、IoTスターターキットの提供を予定する。

【報道発表資料】
ユニアデックス ビジネスの進化を実現する「IoTエコシステムラボ」開設 ― 従来の枠組みを超えた、新たな価値創造の場を提供 ―

【関連情報】
IoTエコシステムラボ

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板垣 朝子(いたがき・あさこ)

WirelessWire News編集委員。独立系SIerにてシステムコンサルティングに従事した後、1995年から情報通信分野を中心にフリーで執筆活動を行う。2010年4月から2017年9月までWirelessWire News編集長。「人と組織と社会の関係を創造的に破壊し、再構築する」ヒト・モノ・コトをつなぐために、自身のメディアOrgannova (https://organnova.jp)を立ち上げる。