NTT Com、営業車両を手軽にIoT化する「Connected Vehicle」のトライアルパックを提供

2016.04.12

Updated by Naohisa Iwamoto on 4月 12, 2016, 06:43 am JST

NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は2016年4月11日、小型の車載器を自動車に設置するだけで手軽に営業車両の運行管理ができるIoTトライアルパック「Connected Vehicle」の提供を開始したと発表した。運行日報や運転傾向分析、車両稼働実績などをWebアプリで閲覧・管理できる。

IoTトライアルパック「Connected Vehicle」は、クラウドサービスのプラットフォームなどを手掛けるスマートバリューのテレマティクスサービス「CiEMS 3G」を利用したもの。NTT Comのモバイルサービスやクラウドサービスと組み合わせて、車両IoTのオールインワンサービスとして提供する。今回はトライアルパックとしての試験提供で、トライアル期間は1カ月となり料金は無料。申し込みは2016年7月末まで受け付ける。その後、2016年夏の本格サービス提供を目指す。

トライアルパックでは、企業の車両管理担当者が必要とする運行日報、運転成績表、車両稼働実績、ヒヤリハットマップ、車両所在マップなどの機能をWebアプリとして提供する。車載器から得られた運転データを基に、分析データが自動的に作成される。また、規定を超えた速度超過や急アクセル/急ブレーキなどがあった場合は、管理者に通知メールを送信する機能も備える。

車載器は、車両の故障診断用コンピューターに接続するための端子である「OBDコネクタ」に接続するだけで利用開始でき、業者に設置を依頼する必要がない。GPS機能や通信機能を備え、車両に接続するだけで運転データをクラウド上に送信できる。NTT Comが車載器からWebアプリ、モバイル回線までをパッケージ化して提供することで、企業はワンストップで利用できる。NTT Comのクラウド基盤上でサービスを提供するため、将来的に柔軟性や拡張性を備えたIoTソリューションとして提供が可能だという。

今後は、Connected Vehicleのグローバル展開に向け、2016年4月からインド、タイなどの海外で実証実験を推進。グローバルでセキュアなサービスとしての展開を目指す。

【報道発表資料】
営業車両の運行管理を手軽に実現するIoTトライアルパック「Connected Vehicle」の提供を開始

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。

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