5Gの多様な用途に対応するための無線技術とは 5GAGが第2回5Gアプリケーション研究会開催(4/27)

2016.04.25

Updated by Asako Itagaki on 4月 25, 2016, 07:50 am JST

4月27日、5G時代のアプリケーションを研究するデベロッパーグループ「5Gアプリケーション研究会(以下5GAG)」は、「5Gモバイル標準化最前線」第2回勉強会を開催する。第5世代モバイル推進フォーラム(5GMF)技術委員会の三瓶政一委員長(大阪大学工学研究科 電気電子情報工学専攻 教授)が、次世代モバイルネットワークアーキテクチャを解説する。三瓶氏はミリ波無線アクセス技術の第一人者として知られ、総務省の情報通信技術審議会委員、ITU部会地上業務委員会主査などを務める。

4月12日に開催された第1回ではネットワーク委員会の中尾彰宏委員長が5Gの多様なアプリケーションにに対応したネットワークの形として、モバイルエッジコンピューティングとスライスを組み合わせた新たなアーキテクチャを提案した。前回は主に基地局からコアネットワークまでのバックホール側の技術を中心に解説したが、今回は無線アクセス技術側から見た議論を行う。

▼第1回勉強会の様子(写真提供・devcafe.org
5gag-nakao

2014年9月末に発足した5GMFは、第5世代モバイル通信システムの早期実現を図るために、5Gに関する研究開発および標準化にかかわる調査研究、関係機関との連絡調整、情報収集、普及啓発活動などを行う。企画委員会、技術委員会、アプリケーション委員会、ネットワーク委員会の4つの委員会に分かれて活動している。

5GMFの技術委員会では、主に5Gの無線アクセス技術が議論されている。5Gの特徴として、「利用シーンによって求められる要件が異なる」ことがあり、より多様な用途に対処するための無線環境変動に対する柔軟な対応技術を検討している。特に時間的・空間的なトラフィック要件の不均一さや局所的なサービス要求集中に対応出来る技術として、ヘテロジニアスネットワーク(HetNet)の在り方について議論している。

今回の研究会では、技術委員会での議論について特にHetNetを中心に説明するとともに、今後5Gが適用されるアプリケーション分野の多様化という観点からも説明する。

5Gモバイル標準化最前線★第2弾 5Gアプリケーション研究会(5GAG)
技術委員会における5G伝送技術の概要と5Gを取り巻く環境の変遷について

講師 : 三瓶政一 大阪大学教授 5GMF技術委員会委員長
日時 : 2016/04/27 (水) 19:00-21:30
定員 : 40人
会場 : devcafe@INFOCITY(東京都渋谷区神宮前5-52-2 青山オーバルビル16F)
主催 : 5GAG(5Gアプリケーション研究会)
参加費: 無料
申込み: https://atnd.org/events/76799

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板垣 朝子(いたがき・あさこ)

WirelessWire News編集委員。独立系SIerにてシステムコンサルティングに従事した後、1995年から情報通信分野を中心にフリーで執筆活動を行う。2010年4月から2017年9月までWirelessWire News編集長。「人と組織と社会の関係を創造的に破壊し、再構築する」ヒト・モノ・コトをつなぐために、自身のメディアOrgannova (https://organnova.jp)を立ち上げる。

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